教育家庭新聞・健康号
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文科省
特殊教育免許の統合化
意見募集に67件
意見とその回答を公表

 文部科学省は、平成17年3月30日から4月13日まで「特殊教育免許の統合化について」に関する意見を募集。67件の意見が寄せられて5月23日、その結果を公表した。

 告知方法は同省のホームページで、意見の受付方法は郵便、ファックス、電子メール。

 「特殊教育免許の総合化に関する基本的な考え方」に関係する意見では、「普通学校における特別支援教育の内容が新たな障害に限定された形でまとめられているので、インクルーシブ教育に関する考え方や実践についても理解を深める内容を盛り込むべき」「特別支援学校免許のように学校種にこだわると、理念と実施の間で齟齬が生じるため検討すべき」「教員養成の延長を必要とする形でなく、単一障害の免許、重複障害の免許、言語障害、LD、ADHDなどを専門に担当する免許という区分で考えるべき」。

 「特別支援学校教諭免許状(仮称)のあり方」の関係では、「障害種別のより深い専門的知識や指導方法等が求められる特別支援学校においては、一定の割合以上の教員が専修免許状を所持していること、という規定をもうけるべき」「小・中学校等における特別支援教育コーディネーターは、特別支援学校教諭免許状(仮称)を有することが望ましいのか」「LD・ADHD・高機能自閉症への指導に関し、より専門性を高めるため、児童精神科医師や自閉症支援センター等の協力の下に養成カリキュラムを作成すべき」等の意見が寄せられ、それぞれに回答を付けている。

 なお、4月22日の第31回中央教育審議会教員養成部会はこれらの意見を踏まえて審議をし、「特殊教育免許の総合化について(報告)」として取りまとめたという。



【2005年6月11日号】


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