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教材作成のヒント

パワーポイントで“見て”実験っで
  ”触れて””感じて〜HPの活用事例

 身近なものである一方で、大人でも正しい使用方法を理解できていないことが多い「くすり」。
薬事法の改正により、今後はさらに身近になる。加藤教授の言う子どもたちの「なぜ?」に答え、よりわかりやすく説明するためには、目で見て手で触れて感じる学習が効果的だろう。  

それらに応えるべく、くすりの適正使用協議会は、ホームページ上で授業に使用できるスライド、小さな実験、授業実践事例、イラスト集を提供している。さらに、授業を行う先生に無償でカプセル模型や人体模型といった教材の貸し出し、薬の飲み方や注意事項を絵文字で表した「ピクトグラム」下敷きの提供なども行っている。

問題
答

■スライド(120枚)、イラスト(70枚)  くすりのはたらきや種類・形、くすりの血中濃度、飲み方・使い方、管理・保管といったスライドが用意されている。また、保健だよりにも使える、健康や医療、キャラクターのイラストもある。

■小さな実験  くすりの正しい使い方に関する9つの実験動画が用意されている。材料や実験方法が分かり、実際に実験できない時には授業で流すこともできる。
1、 口から入った「くすり」はどこに行くのだろう?
2、どうして「カプセル」になっているのだろう
3、「カプセル」の中に見えるツブツブはなんだろう?
4、「坐薬(ざやく)」ってなんだろう?
5、「ドライシロップ」という「くすり」のかたちを知っている?
6、「錠剤」のなかにはこんな「しかけ」があるよ
7、コップ1ぱいの水かぬるま湯で飲むのはなぜだろう?
8、「コップ1ぱいの水かぬるま湯」にも例外があるのを知ってる?
9、くすりと「飲み合わせ」るとどうなってしまうの?
 

また、同協議会では、パワーポイントを使ったオリジナルスライドの作り方の講習会も実施している。

カプセル・人体模型の貸し出しスライド作り講習会も実施

 

◆くすりの適正使用協議会