教育家庭新聞・健康号
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第2回
スチール缶リサイクルポスターコンクール

入賞者発表

 入賞61作品が決定

 環境教育の一環として、誰にでも身近な”スチール缶”の「リサイクル」について、もっとよく知ってもらい、考えてもらうことを目的に、小・中・高校生を対象とした「第2回スチール缶リサイクルポスターコンクール」(主催=スチール缶リサイクル協会、日本製罐協会、社団法人日本缶詰協会)が開催され、多数の応募作品が集まった。厳正な審査の結果、グランプリ賞1点、部門別最優秀賞4点、優秀賞5点、特別賞1点、佳作50点が決定した。

 応募作品についてスチール缶リサイクル協会からは、「応募作品の多くが、リサイクルについて勉強して作品を完成させたあとがうかがえ、優秀な作品が非常に多かった。これを一つの機会として、さらにリサイクルへの関心・理解を期待している」とのコメントがあった。

グランプリ賞表彰の様子
スチール缶リサイクル協会より地球温暖化問題やリサイクルについてお話しました。

 

グランプリ賞

資源としてもう一度

兵庫県・賢明女子学院
中学校2年
紙野 芽実 さん

〈作品紹介〉環境を守り、スチール缶が資源として もう一度使えるように、私たちができることを呼びか けたいと思い描きました。

〈感想〉賞をもらってとても嬉しいです。スチール缶 が楽しく動いている様子を描くのに工夫と苦労をし、 2週間くらいかけて描きました。リサイクルに関する 冊子やインターネットを見て勉強しましたが、昨年 作品を出した時にはまだよくわかっていなかったこ と(スチール缶をリサイクルすることで他のものにも 変わること)がよくわかりました。私は家で分別をし ていますが、みんなもちょっとしたことでもいいので、 スチール缶のリサイクルに興味を持ってくれたらと 思います。

 

部門別最優秀賞

磁石でスチール見つけよう

小学校低学年部門
広島県・府中町立府中中央小学校3年
廣段 潤一郎くん

<作品紹介>ぼくたちの学校も缶の回収をしてい ます。マークのついていない缶は磁石で調べられ ます。その様子を描きました。

〈感想〉このポスターは自分と友達が缶を集めて いるところを描きました。顔を描くのがとても難しかったです。スチールのマーク がついていないものは、磁石でスチールかがわかるということをお母さんと勉強し ました。

   

旅するスチール缶

小学校高等学年部門
宮城県・大崎市立西古川小学校6年
高橋 奈津子さん

〈作品紹介〉スチール缶がリサイクルされた後、どうなっているか表現してみました。いろいろな物に作り変えられますが、また新しくなって嬉しそうにしているスチール缶を描いてみました。資源と して再活用できることを伝えられたら嬉しいです。

〈感想〉賞に入ってびっくりしました。色のバランスに工夫しました。親からリサイクルに関する資料をもらって、それを見ながらリサイクルをしたらどうなるのかについて考えて描きました。ゴミは 捨てずにリサイクルして使えるということを知って欲しいです。

   

リサイクルの意義を忘れずに

中学校部門
愛知県・名古屋市立川名中学校2年
水野 朋子さん

作品紹介〉私たちがスチール缶からジュースなどを飲む時、リサイクルという意識を忘れないようにしたいという願いを、グラスの中に冷蔵庫や自動車が浮かびあがるという形で表現しました。

〈感想〉グラスの中を描くのが大変で、3日くらいかかりました。最近はテレビなどでリサイクルの状況がよくなっていることを知るこが多いです。再利用できるところは再利用し、資源を無駄にしないで欲し いと思います。

   

次世代に果報があるように

高校部門
東京都・藤村女子高等学校1年
本田 しおんさん

<作品紹介>
私は、スチール缶をきちんとリサイクルし鉄資源を大切にすることが、次世代に果報があるようにと、「因果応報」ではなく「因缶応報」としました。また、3つの顔と6本の腕をもつ興福寺の阿修羅像をモチーフとすることで、スチール缶リサイクルに対する「当り前」と いう常識を強調しました。

〈感想〉缶を分けるのは当り前ですがそれができていない現状へ怒っている様子を、中学の修学旅行でみて感動した阿修羅像を使って描きました。日常的に使っていますが、缶は自然を切り拓いて作ったものです。後始末はきちんとしないといけないという思いを伝えたいです。

 

優秀賞

どんなものになるかな?

静岡県・沼津市立
第一小学校1年
山村 渚さん


<感想>
スチール缶がリサイクルされて車や飛行機になるとは思っていませんでした。今はスチール缶を見ていると「どんなものになるのかな」と考えて 見ています。絵を描く時には、お母さんと勉強してスチール缶は磁石につくということがわかりました。

   

みんなで協力してね

愛知県・大口町立
大口北小学校3年
水谷 玲那さん

<感想>
賞をとったと聞いた時、どんな絵だったかなと思って写真を見て嬉しくなりました。いつもはお父さんと一緒に缶を分けて出しに行きます。この絵を描く時にも、お父さんとスチール缶をリサイクルして他のものを作ることを勉強しました。みんなでリサイクルに協力していきたいです。

   

リサイクルを頑張るぞ!

愛知県・江南市立
草井小学校5年
谷口 誼さん

<感想>
リサイクルを頑張るぞ!という気持ちを表し、だんだん使い終わったスチール缶の汚れがきれいになっていくように描きました。たくさんの色を使ったので、色が混ざらないようにすることが難しかったです。ポイ捨ては環境によくありません。捨てずにリサイクルして欲しいです。

 

分別してリサイクル!

京都府・京都市立
醒泉小学校6年
大村 健人くん

<感想>
最近温暖化やゴミ問題などがありますが、できるだけリサイクルできるものはリサイクルして欲しいと思い描きました。地球を丸く描くことやそれを囲んだリサイクルの矢印を描くのが難しかったです。これからは、家での分別など リサイクルできるものはしていきたいと思います。

特別賞

お父さんと缶を集めて

千葉県・聖徳大学
附属小学校4年
中澤 純眸くん

<感想>
お父さんとスチール缶を集めて、スチール缶はリサイクルすると鉄になったり、他のものになったりするんだと教えてもらいました。缶を切ったり、バネを曲げてリサイクルのマークを作ることが難しく、夏休み中かかって作りました。

 

 


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