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精神疾患教育プログラム「うつ病」編を配布中<中高年向け>

東京学芸大学と日本イーライリリー産学共同研究で開発

松田修准教授

 国立大学法人東京学芸大学と、製薬会社日本イーライリリー鰍ヘ、産学共同研究を行い、中高生向け精神疾患教育プログラム「こころの病気を学ぶ授業」の第2弾「うつ病」編を開発し、7月9日からウェブサイトで申込みを受け付けている(無償提供)。

 開発にあたっては、同大学教育心理学講座臨床心理学分野准教授の松田修氏を中心に、調査を実施(対象・・首都圏の公立中学校507校、有効回答数163校)。「こころの健康状態に問題を持つ生徒がいる」と回答した中学校は98・7%、精神医療専門機関を受診する生徒がいる学校は83・9%であるが、「こころの病気を扱う授業を実施している学校」は、30・4%にとどまっている。

 松田氏は、「先生方が学びしっかりと理解してもらうことで、適切な対応につながるだろう」と、まずは教員の正しい理解浸透に期待している。
 プログラムは、特定非営利活動法人地域精神保健福祉機構の協力、国立精神・神経センター総長の樋口輝彦氏の医療監修のもと制作され、教員用解説書・映像教材・教材活用例がCD―Rにまとまっている。

 同プログラムの第1弾は、「統合失調症」編で、昨年11月末まで526件の申込みがあった。
http://www.lilly.co.jp/

【2009年7月18日号】