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プロの料理を学び“食”の大切さを感じる

浦安ブライトンホテルシェフが美浜南小で指導

角谷総料理長から技を学ぶ

 2月22日・23日の2日間、千葉県浦安市立美浜南小学校(浦井成子校長)で、ホテルのシェフを学校に招いて、家庭科の調理実習が行われ、浦安ブライトンホテルの角谷正明総料理長ら4人のシェフの指導を受け、フランス料理を作った。


 この実習は、プロの料理を通じて食の大切さを知ってもらおうと、6年生を対象に毎年実施しているもので、11回目。メニューは「鮭のガレット タルタルソース添え」と「千葉県で育ったお野菜とパスタの具いっぱいの食べるスープ」。子どもたちは最初にシェフの料理を見て作り方を学んだが、シェフが大きな鮭を取り出すと歓声があがり、目の前で次々と出来上がる料理に目を輝かせていた。


大きな鮭に大歓声

 いよいよ自分たちで調理に挑戦。この日のためにホテルが用意した帽子をかぶって、早くも一人前のシェフになった気分。保護者にも手伝ってもらいながら、千葉県産の野菜を細かく切っていく。マヨネーズも卵から作り上げ、野菜と合わせてタルタルソースを完成させた。


 その後の会食では次々とおかわりするなど、満足のできとなったようだ。
 「嫌いな食べ物も自分で作るとおいしく食べられるでしょう。料理を作ることで食べ物の大切さも感じてください」と語る角谷総料理長から、調理実習の記念にと、認定証が児童に贈られた。

 
【2010年3月20日号】