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食育の風を全国に吹かせて

第51回全国栄養教諭・学校栄養職員研究大会

研究大会
昨年の全体会の様子

 8月5日・6日、「第51回全国栄養教諭・学校栄養職員研究大会」が、和歌山市民会館を主会場に開催される(主催/文部科学省、和歌山県教育委員会、和歌山市教育委員会、(社)全国学校栄養士協議会、(財)和歌山県学校給食会。協賛/全国学校給食連合会)。

  大会主題は「栄養教諭を中核とした学校における食育の推進〜紀の国わかやまから食育の風を全国に〜」。

  5日の全大会では、午前中に開会式と文部科学省説明が行われた後、塩津いな踊保存会と海南市立塩津小学校の児童が「塩津のいな踊り」を披露。そして、午後からは、「栄養教諭がコーディネーターとなり、学校・家庭・地域が一体となって取り組む食育の推進」を主題に、和歌山県有田川町教育委員会指導主事の高垣安弘氏と有田川町立吉備中学校栄養教諭の出口佐和子氏が実践発表を行う。

  シンポジウムでは、文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課学校給食調査官の田中延子氏がコーディネーターとなり、5人のシンポジストが「世界的視野をもった栄養教諭を目指して」をテーマに討議。

  そして6日は、全10会場に分かれて分科会を開催。分科会のテーマは、「食に関する指導」が単独校、共同調理場、個別指導(食物アレルギー等)、個別指導(肥満・痩身傾向等)、特別支援学校(知的障害のある児童生徒)、特別支援学校(知的障害のない児童生徒)、学校と家庭・地域の連携推進。「給食管理」が栄養管理、衛生管理(単独校)、衛生管理(共同調理場)。



【2010年7月17日号】