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TT授業風景 |
子どもたちがアルコールについて正しい知識を得るとともに、その知識を行動化・習慣化(未成年では飲酒しない・将来お酒と上手に付き合っていく)ために、それぞれの発達段階に応じた内容を、その時々にしっかり押さえていく必要があると考えた。小学生の最初の段階「子どもはお酒を飲めません」から高校生の「健康を考えた飲酒」「お酒との付き合い方」につながるよう、中学生としておさえるべきポイントを絞り、実践化に向けて、保健学習・学級活動をリンクさせて取り組んだ。本校の保健体育科教諭は同高校の「保健」の授業も担当していたので、中学生においては6年間を見通した保健の授業の指導計画の立案・実践を行うことができた。学級活動としては、養護教諭と保健体育科教諭がT・Tで授業を行った。生徒は自分の心や体のことについて、とても興味関心を持って授業に参加していた。
まだスタートしたばかりで、いろいろ試行錯誤しながらの取り組みである。心もからだも成長する中・高校生の時期にどう過ごすかがとても大切であるので、6年間を見通した健康教育の実践に向けて更に取り組んでいきたい。
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アルコールパッチテスト |
【2005年4月16日号】