実践講座 PTA広報誌Q&A
<第2回> 2004年7月17日号掲載
Q 広報紙づくりが初めてというメンバーだけで、どうにか今年度最初(第一学期号)の広報紙を発行することができました。思ったよりもよく出来たので、みんなで喜んでいますが、発行後の仕事にはどのようなものがあるでしょうか。また、二学期号の取り組みに向けてどのような活動を始めたらよいでしょうか。
インクのにおいがする新聞(広報紙)を手にしたときの感動は格別です。広報委員をやってきてよかったと思う瞬間ですが、いつまでもその感激にだけ浸っているわけにはいきません。発行後の仕事はいくつもあるからです。
配布という仕事がまず浮かんできます。広報紙を各学級の人数に合わせて分けますが、その前に、校正したところが直っているか確認しなければなりません。直接広報紙に書き入れたり、別の紙に訂正文を印刷して挟み込みます。特に、人名や日時、電話番号は、直す必要があります。
配布に関しては、発送部数を書いた配布先一覧と宛名を印刷した短冊形のものを用意。各学級、教職員、市内小・中学校、顧問や元役員などです。子どもが卒業した前広報会員にも渡すと喜ばれます。勿論、原稿を書いていただいた方には、お礼状を付けて届けますが郵送よりも担当者が直接手渡す方がよいです。そして感想なども聞いておくことも立派な取材活動です。会員の場合は、学級の子どもを通して届くわけですがやはり、別に一部お礼状を付けて届けた方がよいです。取材に協力していただいた方にも手渡しします。印刷部数を決める時は、単純に会員数で計算しないで、配布する数と保存用、次年度の委員用などもプラスし、保存用も20部は必要です。
配布が済んだら、「合評会」を行います。最低1時間位はほしいですね。全員が出席でき、時間が確保できれば配布の日でも別の日でもかまいませんがなるべく早い時期に。合評とは・あることについてみんなで批評しあうこと・です。まず、よかったところ、工夫したところなどを担当者から口火をきってもらい、その後みんなで褒めまくることです。次に、こうすればよかった点、工夫がたりなかったところ、次号はこう変えていきたいなどを自由に。最後に次号の企画から発行までの大まかな予定を決め、特集などについての意見を出してもらいます。
発行直後の合評会の方がよい意見が出やすいので、次号の内容についても意見を集めておくとよいです。また、次号の企画会議前にPTA行事・地域の催しなどがあると思います。その担当もこの合評会の席で決めておくことも大事です。例えば、12月1日の発行予定で10月上旬に企画会議を持ったとします。その席で9月の活動の担当を決めたとしても過去の行事の記事はなかなか書けません。特に、写真は、再現不可能です。合評会で、とりあえず担当を決めて、写真撮影を中心とした取材しておかなければなりません。PTA広報記者としては、記事にするか分からないような行事・取り組みでも、とりあえずは写真だけは撮っておくことが肝心です。
他の意見を求める「モニター制度」をつくってもよいです。前広報委員、学校評議委員などから5、6名程度決め、モニター用紙に記入してもらいます。
全国新聞研究協議会会長・鈴木伸男(町田市立町田第二中学校長)