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夏休みの宿題に使えそうな話1
地図
 
 
  夏休みに入る時期。宿題や旅行で地図を使うこともあるかもしれない。そんな時のため、地図をいろいろ活用する方法を。内容は、Webで提供されている白地図。つくばの地図と測量の科学館など。


国土地理院
  http://www.gsi.go.jp/

  国家機関の国土地理院。無骨なデザインながら、地図に関する情報が集積されたサイトになっている。ここが運営するのが、

地図と測量の科学館
  http://www.gsi.go.jp/MUSEUM/

  国土地理院の博物館。つくばにある。ここでは、地図を使った宿題を夏休みにおこなう小中学生に対して、地理・地図に関する相談窓口を開設している。
 
 
 では、宿題などに使える書き込める地図はどこで手に入れればよいのか。ひとつ目は、買う。地図屋さんには売っている。ふたつ目はWebで手に入れる。日本地図の白地図を使いやすい形で提供しているのが、
 
地図を描く! 
  http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/map/map.html
 
 作者は、群馬大学社会情報学部の青木繁伸氏。サイトに書いてあるが「本当の目的は,統計データに基づいて塗り分け地図を描くこと」だとのこと。そのため、ここの目的には使いづらいところもあるかもしれないが、それは自分でなんとかしましょう。ここまでシステムを提供していただいているわけですし。
 
ほかにウェブ上で公開されている地図はたくさんある。有名なところでは、
 
まぴおん
  http://www.mapion.co.jp/
 
MapFan Web
  http://www.mapfan.com/
 
 首都圏など、大都市圏が詳しく、地方に行くと多少詳細でなくなるのは、どちらかというとビジネスで使う地図だからだろう。こうした地域に遊びに行くときには便利。このふたつのサイトは、会社が運営しているので、著作権には十分に注意するのが大切。
 
少し毛色の変わったものとして
 
Googleマップ(日本ベータ版)
  http://maps.google.co.jp/
 
 ユーザビリティとして、上記ふたつより多少落ちるが、「(一応)全世界をフォローしている」「衛星写真が見られる(サテライトモード)」という特徴がある。また、まだ使う人があまり多くないという理由もあるだろうが、表示がかなり速い。
 

こういったWeb上で公開されている素材を使うときの著作権はどう考えればよいのだろうか? これに関しては、
 

地図を使用したホームページを作る場合の注意点
 −地図の著作権は誰のもの?−

  http://www.imasy.or.jp/~ume/copyright-ml/inetmag/internet-magazine-1996-11.html
 
に詳しい。
 
まとめると
 
1:国土地理院の地図を使いたい場合→国土地理院の承認を得ましょう。結構気楽に取ることができます。
 
2:その他→権利者の承諾を得ておくことを推奨します。
 
とのこと(榊原