これからの学習方法


Webの地図上にデータベース

 電子自治体など市町村の情報化のシステムについて展示した地方公共団体OAフェアで、マイクロソフト社がオートデスク株式会社、情報環境デザイン株式会社の協力で提案していたのが、市町村のホームページと学校のホームページを有機的にリンクしたシステム。
 架空の「舞黒市」を想定し、舞黒市のホームページのトップページ上のメニュー「文化・教養」から「小学生が作ったページ」を選択し、市内の地図上の自然や文化施設をクリックすると、小学生が調べた内容や撮ってきた写真が見られる仕組みだ。
 これは、子どもたちが小学校のホームページから登録したもの。例えば、子どもたちが学年のホームページを開き、いくつかのメニューの中から生活科で地図を作るを選択。ブラウザ上に映し出される市内の地図の、自分の調べた地点をクリックすると、ノートが立ち上がってくる。その定型のテキストボックスに、名前や調べた内容、そして撮ってきた写真を添付し、登録ボタンを押すと自動的に市のホームページに登録・公開できる。
 ホームページの作り方を覚える必要はない。自分たちの学校のホームページを開き、ブラウザを操作して、予め作られたテキストボックスに調べた内容を入力すれば、情報を登録・発信できる。そして、その成果は保護者や地域の人、他校の子どもたちなど誰でも見られる。
 デモでは作られていなかったが、子どもたちが登録する前に教員がチェックできるシステムにすることも可能だという。
 総合的な学習や各教科で児童・生徒がテーマを持ち、調べ学習を行う活動が今後、活発になる。調べた内容を簡単に登録でき、しかも市町村のホームページ上で情報を発信し共有できるシステムは、今後の学校の教育活動に向けた有益な提案である。

教委のHPで情報交換

 「情報を提供するとともに、学校に保護者や地域の人など多くの人からアイデアを頂くのに、ホームページは欠かせない」と語るのは、見附市教育委員会学校教育課の菊池良英課長補佐。
 同市では、市内の全校がホームページを平成11年に公開した。情報教育の研修もホームページの更新を主に行い、学校長の中には、毎日コメントを更新している人もいる。
 市のホームページで特徴的なのは、教育委員会のホームページに掲示板を開設していること。「情報のデータベース作り」という位置づけで、地域学習の情報を書き込む「おもしろ情報局掲示板」と、保護者や地域の人からの疑問や提案を受け付ける「掲示板(身近な話題をお寄せ下さい)」がある。合唱コンクールのHPアップのお知らせや「キッズわんぱくミーティング」の助っ人募集・中学生体験学習の成果など、「掲示板」に書き込まれた情報・質問には、担当者が即座に@c事例.txt \ン`食=P迄\タ」6j_0101027.html ゥP,`食=P迄」Ec 言の葉.txt \ン`食=P迄\タ」 ' seikai.html \ン`食=P