教科書の見本東京など全国8会場で公開


 文部科学省は、4月25日から、平成15年度から使用される高等学校の主として低学年用の教科用図書の検定に関わる資料、つまり申請図書、検定意見書、修正表、教科書見本及び教科用図書検定基準などの関係資料の公開展示を行っている。
 平成13年度に検定を実施した教科用図書が対象で、検定申請点数は393点で、このうち387点が合格、生物氓フ3点、美術氓フ2点と英語氓フ1点、計6点が不合格になった。新教科「情報」では、情報Aに13社が、情報BとCに9社が申請し、全社が合格した。
 東京会場をはじめ全国8会場で公開。東京会場の財団法人教科書研究センター(江東区)では、会議室で4月25日から7月31日まで公開し、以降は同センター附属教科書図書館で常設展示する。
 また、地方会場の秋田県立図書館、茨城県立図書館、岐阜県立図書館、京都府立図書館、鳥取県立図書館、徳島県立二十一世紀館、長崎県大村市民会館では6月以降、順次公開していく。



(2002年5月4日号より)