教育委員会の取り組み 北から南から

千葉県松戸市

  モバイル端末研究
  中古PCを普通教室に


 学校インターネット3の参加校である千葉県松戸市立中部小学校では、平成11年度に長崎県五島列島にある小学校と交流学習するなど先進的な研究を続けている。
 12年度にはノートパソコンや携帯端末といったモバイル端末を活用し校外からデータを送って教室の中の子どもがデータを引き出し提示する研究を。13年度は、国語などでポートフォリオ、14年度は総合的学習の中で、動画コンテンツを作成し動画のストリーミング再生を研究した。
 松戸市では、市内小中学校68校(小学校47校、中学校21校)を光ファイバーで結ぶ地域イントラネットを構築、この2月から稼動する。校内LANについては、中学校については全校整備が終わっているが、小学校は向こう3年かけて整備する予定。また、近く中古コンピュータ1500台を企業から提供してもらい、普通教室などへ配備する予定だ。

(2003年2月1日号より)