現場教員の全国組織

K12「インターネットと教育」
研究協議会が正式に発足

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 インターネットの教育利用に関するフォーラムやメーリングリストの運営などをしてきた「K12・インターネットと教育・研究協議会」が5月13日正式に発足し、設立総会が内田洋行で行われた。
 同会は、「初等中等教育に関わる学校におけるインターネット利用の適切な推進発展に貢献することを目的」としたもので、1インターネット利用に関する情報交換の場を提供する2インターネット利用に関する情報を国内外に提供する3その他目的の達成に必要と認められる活動、を実施。また、会員の発案による各種のワーキンググループの設置や「インターネットと教育」フォーラムの運営などを行っていく、などの規約が確認された。
 現在、会員は50名程度でいずれも先導的なプロジェクトや独自の活動で、インターネットの教育利用で全国各地で先進的な立場に立つ小中高校の教員及び教育委員会指導主事。現場の教員による全国組織で、全国4万校への現場的な視点からのサジェスチョンや教育課題へのいち速い対応が期待される。
 本部は大阪教育大学越桐研究室内(http://www.k12.gr.jp)、事務局は早稲田大学ジェリック内(http://office.k12.gr.jp/)におかれ、インターネットを通じて情報提供が行われる。
 なお、会長には越桐国雄大阪教育大学教授、副会長に高橋邦夫千葉学芸高等学校長、中島唯介京田辺市教育委員会指導主事、運営委員長に宮沢賀津雄川崎総合科学高校教諭が就任した。
(教育家庭新聞2000年6月3日号)