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「SNS東京ルール」共同研究プロジェクト 都教委とLINEが協定を締結<東京都>

東京都教育委員会は、児童生徒が情報リテラシーを身に付けるとともに、コミュニケーショントラブルの防止を目的に、無料通話アプリを運営するLINE株式会社と「SNS東京ルール」共同研究プロジェクトを立ち上げ、3月30日に両者の間で協定が交わされた。

「SNS東京ルール」とは児童生徒がいじめなどのトラブルや犯罪に巻き込まれないよう、平成27年11月26日に策定されたSNSを利用する際のルール。(1)「1日の利用時間と終了時刻を決めて使おう」、(2)「自宅でスマホを使わない日をつくろう」、(3)「必ずフィルタリングを付けて利用しよう」、(4)「自分や他者の個人情報を載せないようにしよう」、(5)「送信前には相手の気持ちを考えて読み返そう」をルールとして示した。

今回のプロジェクトでは、(1)情報リテラシーや情報モラルの効果的な指導法に関すること、(2)情報リテラシーや情報モラルの補助教材の作成・改訂に関すること、(3)実態調査に関することの3点で共同研究を実施。LINE社が持つ専門的なノウハウを活用して、児童・生徒のインターネットの適正な利用に向けた効果的な指導法や教材の開発を行い、その成果を都内公立学校に普及することで、情報リテラシーや情報モラル教育の充実が図られる。研究期間は平成28年4月1日から平成29年3月31日まで(平成31年3月31日まで延長可能)。

 

【2016年4月11日】

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