中高生向け環境教育プログラム 循環型社会とEPSの関係を学ぶ

修旅や職場訪問に活用 発泡スチロール協会

発泡スチロール協会(JEPSA)は、全国の中・高生の体験学習用プログラムとして、環境学習講座「循環型社会に適応したエコ素材発泡スチロール(EPS)とリサイクル」を開設しており、修学旅行の際などに団体・企業の訪問として訪れる学校が増えている。

発泡スチロール協会JEPSAでは「循環型社会」と「低炭素社会」を両立させる「持続可能な社会」への貢献を目指しており、この事業もその活動の一つ。平成25年度は20校が訪問し、本年度は春に17校が訪問。10月までに昨年並みの計19校になる予定だ。

2時間程度を予定しており、実施するJEPSA事務所はJR秋葉原駅から徒歩5分とアクセスも抜群。都内を訪れる修学旅行生の班別自主行動では、企業や団体を訪問し体験学習を行うケースも多く、環境学習と結び付けられることから中学生の利用が多いという。

内容は、発泡スチロールに関する各種実験、VTRやテキスト、サンプルなどを使った講義。循環型社会や発泡スチロールの特性、リサイクルの実態などを楽しく学ぶ。1回の受け入れは最大12名。要事前予約。

また、全国にあるJEPSA会員会社(120社)の工場見学を希望する学校には、最寄りの工場を紹介している。 http://www.jepsa.jp/

【2014年9月15日号】

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