NEW 新教科「情報」直前セミナー
               
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date 11月30日

at    電気通信大学

 新教科「情報」直前セミナーが11月30日、東京・電気通信大学大講堂にて開催された。主催は電気通信大学、教育家庭新聞社。

 実施まであと4か月!如何に教え評価するか−−先行実施校の授業に評価方法、どう設定し進めているのか。不安や期待を抱えた「情報」教員約200人が、紅葉真っ盛りのキャンパスを訪れた。

 梶谷誠・電気通信大学学長の挨拶にはじまったセミナーでは、3講演、3実践報告、パネル討論が実施。テーマはカリキュラム編成から評価方法、大学入試への導入までに及んだ。

 中村一夫・文部科学省教科調査官は「情報」を山登りに例え、「実際に遂行できる計画(指導案)や適した地図(教科書や副読本)に道具(情報機器など)が必要」と唱え、参加者にエールを贈った。

 また岡本敏雄・電気通信大学大学院教授は、英国や北欧の評価方法を紹介。「情報」における評価基準の設定を呼びかけた。田邊則彦・慶応義塾湘南藤沢中・高等部教諭は、「セキュリティポリシーは学校別に設定するのが筋」と発言。

 午後からの先行実施校の報告では、小林道夫・神奈川大学附属中学・高等学校教諭が「情報科の実践カリキュラム作成と留意点」を、福島毅・千葉県立行徳高等学校教諭が「・情報・実習の進め方」を、渡久山朝一・千葉県立佐倉南高等学校教諭が「情報科で使える指導事例」を報告・紹介した。

 さらにパネル討論では、岡本氏をコーディネーター、香山瑞恵・専修大学ネットワーク情報学部講師を指定討論者に迎え、小島淳子・神奈川県立大岡高等学校教諭、天良和男・都立駒場高等学校教諭、川角博・東京学芸大学附属高等学校教諭、柴田功・神奈川県立川崎北高等学校教諭がそれぞれ、「教科・情報・を如何に指導・評価・推進するか」をテーマに現場の声を伝えた。

 「他教科の教員との連携」について、大岡高校では4人、東京学芸大学附属高校では10人、川崎北高校では18人を中心にTT制を取り入れながら他教科との連携を図っていると伝えた。一方、都立駒場高校では現状とし、1人ですべての管理・指導を担っていかなければならない。学校毎における温度差が明るみとなった。加え、他教科と連携を図ることで「情報」の独自性は保つことができるか、という提案に対し、「・情報・は教科を学習していく中で必然的に学習しなければならない教科」と川角教諭は位置づける。「ねらいは根本的に他教科と異なるので、必然的に独自性は保たれる」と小島教諭。「組織づくり、カリキュラム編成、教科との連携などにより、教科・情報・は学校を変える」と加えた。

 (詳細は2003年教育家庭新聞新年号で紹介)