教育における地図活用セミナー
総合的学習における地図利用 Aug.27th 2002

 地図に裏付けられた情報をどう活用するか、どのような情報を地図上に示していくか、夏休みも終わりに近づく8月27日、提案が飛び交った−−
 第1回教育における地図活用セミナー「総合的学習における地図利用」−「児童・生徒の学習意欲を高める!」これからの地図教育・GIS活用−が8月27日、日本大学文理学部百周年記念会館にて行われた。主催は財団法人日本地図センター、企画運営は教育家庭新聞社。
 大竹一彦・財団法人日本地図センター理事長の挨拶で幕を開けたセミナーでは、午前中に2講演、午後からの4講演を実施。デジタルと紙地図の融合性を探った

講演者・敬称略

清水康敬
国立教育政策研究所教育研究情報センター

卜部勝彦
文部科学省初等中等教育局

長島康雄
仙台市天文台

太田弘
慶応義塾普通部

伊藤智章
立命館慶祥中・高等学校

山田達夫
静岡県細江町立細江中学校


 

 

 


清水康敬・国立教育政策研究所教育研究情報センター長は、「教育情報ナショナルセンターと地図情報」をテーマに講演。サイトで公開されているJ-MAPPYの可能性を探った。

文部科学省初等中等教育局の卜部勝彦先生は、「身近な地域の地図を『読む』という努力」をテーマに講演。実際に地図を片手に土地を訪れた経験談は会場の注目を集めた。

仙台市天文台の長島康雄先生は、「星空調査・街灯調査から仙台の環境が見えてくる」をテーマに報告。街灯の笠のつき方によって、星の見え方は違ってくる!? マッピングの手法も一見。

慶応義塾普通部の太田弘先生は、「デジタルとアナログ地図が作る新しい地理の授業」をテーマにユニークな授業実践を報告。バリアフリーやごみ収集所をPDAを用いてマッピングしていく活動など。
 
立命館慶祥中・高等学校の伊藤智章先生は「デジタル地形図を活用した地図学習の到達点と課題についてー中学1年・高校2年での実践からー」と題し、札幌周辺の地形図の変化を学習した経緯を紹介。
 
静岡県細江町立細江中学校の山田達夫先生は「アメリカの中学校におけるGISの活用」と題し、米国での視察結果を報告。日本の学校にデジタル地図を普及させるには・・・。