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オアシスプロジェクトに参加して <上> (2007年01月31日)

 3年間にわたり、全国の小・中・盲聾養護学校へNHKが保有する教育用映像 (約3000本)を無料で高画質配信するオアシスプロジェクトが開始した。 コンテンツ配信後わずか1か月足らずで登録校数は2874校にも上り、教育現場の期待の大きさが伺われるが、 実際の使い勝手はどうなのか。オアシスプロジェクト公募後即申し込んだという文化女子大学附属杉並中学校・ 高等学校の津久井大先生にその使い勝手を聞いた。

オアシスプロジェクトに参加して  <上>
文化女子大学附属杉並中学校・高等学校 情報科教員 津久井 大

 私たち文化女子大学附属中学校・高等学校では平成18年11月より、 オアシスプロジェクトに参加している。実際に使えるようになったのは11月28日であるため、実際の活動は3学期からであり、 やっとスタートラインに立ったという段階だ。
 送られてきたユーザーIDとパスワードを使い、EduMallというオアシスプロジェクトのログイン画面 (
内田洋行版) でログインし、概要把握・使用感などの確認をした。
 
NHKデジタル教材・学校放送のサイトには有用な映像が多いが、 オアシスプロジェクト内の映像は現時点では理科と社会に限られている。一つのクリップが30秒から3分程度と短く、 これを授業の中でどのように取り入れるかは慣れが必要な感じがする。 選択した複数のクリップを順番に流すように設定するには一般の教員では操作が難しいように思った。 逆に必要なものだけを選択できることがメリットであるともいえる。
 「10分ボックス」が使いやすそうだが、残念ながらオアシスプロジェクトの対象映像にはなっていない。情報科担当としては、 10分ボックス内の「メディアを学ぼう」というコンテンツを使いたいのだが、 既に放送が終わった分ですら現状では公開されていないことが残念である。10分ボックスや理科・社会科以外の教科コンテンツの追加など、 オアシスプロジェクトのコンテンツの充実も望むとともに、与えられたコンテンツをどのように利用するかも探ってみたい。 このようなプロジェクトに参加できることに対しても感謝したいと思う。

 



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投稿者 kksblog : 2007年01月31日 15:30


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