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意外と知らないチャイルドシートの正しい使い方 (2007年08月20日)

社団法人、日本小児保健協会は、チャイルドシートの正しい着け方についてウェブサイト上に発表しました。

child seat2.bmp
チャイルドシートの正しいつけかた

日本では2000年4月から着用が義務づけられたチャイルドシートですが、警視庁とJAFの調査によると2006年の着用率は49.4%とのこと。また、チャイルドシートを着用していていても、使い方が正しくない場合が多いそうです。

チャイルドシートは乳児用、幼児用、学童用の3種類があり、子供の体格にあったものを選ぶ必要があります。日本では、乳児用に「いす型」と横向き取り付け方の「ベッド型」がありますが、世界では99%が「いす型」だそうです。

しかし、この「いす型」、実は多くの場合、正しく取り付けられていません。「いす型」は、後部座席に後ろ向きに装着するように推奨されています。(画像を参照してください。) これは、交通事故による死亡者や重傷者は前からの衝突や横からの衝突によるものが多く、後ろからの衝突の場合は前や横からに比べて、背中で衝撃を分散できるという研究結果によるもので、アメリカの小児学会や欧米の各種学会でも後ろ向きの着け方が奨められています。

しかし、いす型のチャイルドシートが前向きに取り付けられているのを見たことある人も多くありませんか?締め不足やリクライニングの不適切な調整なども多く見られます。

チャイルドシートは正しく着用してこそ、その安全性に意味があります。チャイルドシートを正しく使用して子ども達を「不慮の事故」から守りたいですね。

チャイルドシートの正しい着用率アップのために



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投稿者 kksblog : 2007年08月20日 12:39


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