●テストでのこぎりやだいこんを使う? 「平成19年度特定の課題に関する調査」 (2007年11月27日)
国立教育政策研究所教育課程研究センターは、中学校の技術・家庭について「平成19年度特定の課題に関する調査」を実施しました。

「まつり縫い」のお手本です。
この調査は学習の実現状況を把握し、指導上の問題点などを明らかにして、今後の教育家庭や学校における指導の改善のための参考にすることを目的として実施しています。今回の調査で出題した内容の一部が、同研究所のサイトからダウンロードできます。
この調査では技術・家庭についてのペーパーテスト、実技テストが行われました。技術では、材料加工、情報処理などの内容について出題されました。家庭では、調理、被服、幼児理解などについてでした。
技術のペーパーテストは、材料加工の技術が日常生活の中で果たしている役割についての問題です。一例を挙げると「型抜きでゼリーを作る」ことは「かんなを使って木材の表面をけずる」「金切りバサミを使って金属を切断する」「熱で溶かした金属を型の中に入れて固める」といった材料加工技術のなかで、どれと同じ方法であるか、ということを選ぶ、というものです。
家庭の幼児理解については、保育中の幼児の様子を見て、それぞれ発達の具合について当てはまる答を選択肢から選ぶという問題でした。ペーパーテストは技術・家庭いずれも、勉強したことを暗記するより、身の回りのことをよく考えて答える問題でした。
実技では、実際にコンピュータを使った情報処理、のこぎりを使った材料加工といった内容でした。家庭では包丁を使っただいこんの皮むき、いちょう切り、そしてズボンの裾のまつり縫いです。家庭の実技試験は、家でお手伝いをしている子なら、難なくこなしてしまうような内容です。
教科の中では軽んじられているイメージのある技術・家庭ですが、いずれ社会に出たり、身の回りのことを自分でするようになった時に学んだことが生きてくる教科です。どんなことを学校で教わっているのか、家庭でも子どもと話してみて、さらに家のこと、社会のことに興味を持ってくれるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2007年11月27日 06:49



