●平成19年度 大学等卒業予定者・高校・中学新卒者の就職内定状況 (2008年01月28日)
厚生労働省および文部科学省は、平成19年度の大学等卒業予定者と、高校中学新卒者の就職内定状況を共同で調査し、平成19年12月1日現在の状況をとりまとめて発表しました。

就職氷河期も雪解けの兆しが見えてきたでしょうか Photo by 田村 祐輔
大学・短期大学・高等専門学校・専修学校の就職内定率は、前年同期よりも全て上回っています。特に大学の女子、短期大学(女子学生のみ)で上昇幅が大きくなっています。企業の新卒雇用が上向いてきたことと、女性の雇用が普通のことになってきたことによる結果と見られます。
具体的な数字を見ると、大学の就職内定率は81.6%、男女別にみると、男子は81.8%、女子は81.4%という結果で、上昇幅は男子0.9ポイントに対し、女子は3.2ポイントでした。短期大学の就職内定率(女子学生のみ)は60.7%で、前年同期を6.5ポイント上回っています。高等専門学校の就職内定率(男子学生のみ)は98.7%で、これも前年同期を1.4ポイント上回りました。専修学校(専門課程)では68.8%で、わずかですが前年より多くなりました。
高校・中学ではいずれも求人数は増えて、求職者数は減りました。高校新卒者の就職内定率は79.7%で、前年同期を2.4ポイント上回っています。男女別に見ると、男子は84.4%、女子は73.7%で、こちらも大学等と同様、女子の内定率の方が大きく上昇しています。求人倍率は高校では1.71倍、中学では0.73倍となり、いずれも前年同期を上回りました。
いずれのデータを見ても、「超氷河期」と言われた平成15年前後を底に、年々求人率、内定率が上がってきています。しかし全国平均での数値は上がっていても、地方では依然求人倍率が1を下回っているところが少なくありません。これは特に地元での就職を希望することが多い高校・中学の新卒者には深刻な問題です。
その一方、求人を出す企業と求職者の面接会が1月から3月に各地で予定されています。晴れやかな気持ちで卒業式を迎えられるためにも、就職を希望している学生のみなさんや、それを支える周囲の人たちにエールを送りたいですね。
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投稿者 kksblog : 2008年01月28日 02:13



