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教育の充実はかる仙台市では21年度から高校が大きく変わります (2008年04月15日)

仙台市では、平成21年度から市立高等学校をより魅力と活力のあるものにするために取り組んでいます。新たな時代に向けて「体験的な学習」や「習熟度別授業」「少人数制」「コミュニケーション能力の育成」など今日的課題に対応した取組みになっています。

同市初の中高一貫教育校(男女共学/定員140名)となる仙台市立中等教育学校では、学習意欲を高めるため体験的な学習と生徒の主体的な学びを重視。また6年間を通して授業では、より発展的な内容を扱う。21年度から23年度までは後期課程(高校1年)も同時募集します。

進学を重視したカリキュラムを採用するのは仙台高等学校です。日本の将来を牽引する人間を育むため、単位制を取り入れ、ティームティーチングや習熟度別授業など少人数教育を実施、幅広い選択科目から自分の試論や能力、適性等に応じて教科・科目を選択できるようにするとのこと。

また仙台商業高等学校と仙台女子商業高等学校は、新商業高等学校として統合します。基礎学力の充実と専門性の基礎・基本に重点を置き、コミュニケーション能力や協働力を育成するのがねらいです。

このほか、昼夜間開校型の単位制高校として新定時制高等学校を開校、また仙台工業高等学校では新しい募集制とデュアルシステムを導入し、同校の夜間過程として現・仙台第二工業高等学校が位置づけられるといいます。

同市のような大きな変革はまだ多くは見られませんが、社会環境の変化に伴い、高等学校のあり様も各地で見直される時期に差し掛かっているのかもしれません。より良い教育に向けた工夫が、教育関係者にとっても良い刺激になることと思います。

仙台市教育委員会

中高一貫9校を新設 東京都が都立高校改革
低出生率地域では、労働時間が多く、家族支援が少なく、多様性寛容度が低い
”コミュニケーション能力”はキャリア教育で



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投稿者 kksblog : 2008年04月15日 09:51


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