●保育環境整備に関する提言―日本小児科学会次世代育成プロジェクト委員会 (2008年06月04日)
日本小児科学会次世代育成プロジェクト委員会は、「わが国の社会への保育環境整備に関する提言」をまとめました。日本小児科学会のホームページに掲載されているほか、日本小児保健協会のホームページでも紹介されています。
by leanna marie rivers
日本小児科学会は学術活動を中心としてきましたが、子どもに関する問題に対し、子どもの専門家として社会に広く呼びかけを行うようになりました。今回の提言では、子どもの健全な育成のため、保育環境の整備や子どもの性の問題に関する提言を行っています。
「保育環境の整備に関する提言」では、保育施設に対する提言や、子どもを育てる親に対する提言を行っています。
親に対する提言では、「本来育児は親が行うもの」とした上で、親が子育てをしやすい環境作りを国や社会が行っていくべき、としています。具体的には、
・子育てをする保護者を社会や国が積極的に支援すること
・延長保育、夜間保育、病時保育を利用しなくて済む労働環境の整備
などを提言しています。
保育施設に対する提言では、現在の保育体制をより強化するものとして、
・小児保健に関する知識と経験を持つ看護師の保育施設への導入
・6ヶ月までの乳児を他の幼児から分けて養育できる環境の整備
・病時保育、病後時保育、時間外保育などの整備
などを提言しています。
また、若年妊娠による若年出産や人口妊娠中絶が安全な出産・育児を妨げているとして、子どもたちの「健全な性」を育成するため、「子どもの性の問題に関する提言」も行っています。
働く親にとっては、病時保育や時間外保育が整備された保育施設は力強い味方ですが、それらを利用しなくても済む社会はもっと理想的といえます。子育てや働き方について見つめ直すとともに、子育てしやすい環境を目指して、社会に働きかけていくことも重要ではないでしょうか。
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日本小児科学会 学会からの提言・主張
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投稿者 kksblog : 2008年06月04日 23:29



