●障害を持った子どもを地域で相談支援するためのガイドライン試案が完成 (2008年08月18日)

文部科学省のウェブページ上で、「障害のある子どものための地域における相談支援体制整備ガイドライン(試案)」が公表されています。
同ガイドラインは、障害者基本計画に基づき定められた「重点施策実施5か年計画(新障害者プラン)」を受け、都道府県や市町村などの各地方自治体において、医療、保健、福祉、教育、労働等の関係部局・機関が一体となって、障害のある子どもやその保護者に対する一貫した相談・支援体制を整備できるようにすることを目的として作成されたものです。
全体の概要としては、各地方自治体における関係部局・機関の連携体制の構築、相談・支援のための具体的方策、連携の際の留意事項などについて、具体的な事例を盛り込みながらまとめられた内容になっています。
第2章では、地域における一貫した相談・支援のための連携が円滑に行われるようにするための環境整備として、都道府県や支援地域レベルにおけるネットワークの構築や、相談・支援のための全体計画の作成の必要性について述べられています。
第3章では、地域において一貫した相談・支援を行うための具体的な連携方策の例(「相談支援チーム」の設置、「相談支援手帳(ファイル)」の作成、専門家による巡回相談、「個別の支援計画」の策定、情報提供等)ならびに個人情報等の留意事項について紹介しています。
巻末の参考資料の中には、体制整備のための施策を検討する上での資料として、発見や相談・支援にかかわる主な制度や機関、関係法令・通知などが掲載されています。
また、同ガイドラインは、今後各地域における本書の活用状況を把握し、その有効性や課題等を検証しつつ、必要に応じて、その内容などについて改善を加えていくこととしているそうです。このために、今回このガイドラインは、試案という形での公表となっているとのことです。
障害のある子どもを支援するためには、やはり学校だけでなく医療や行政などの協力が不可欠です。障害のある子どもの保護者の立場に立ったわかりやすいガイドラインが、もっと広く世の中に頒布されていくことが望まれますね。
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投稿者 kksblog : 2008年08月18日 18:58



