●オレンジリボンで子どもの虐待を防止しよう 11月は児童虐待防止推進月間 (2008年10月31日)
11月は「児童虐待防止推進月間」です。
これは児童虐待問題について社会に広く関心を持ってもらおうと、平成16年度から毎年行っているものです。今年は厚生労働省を中心に広報・啓発活動を実施する予定で、11月2日・3日には滋賀県大津市で「子どもの虐待防止推進全国フォーラム」も開催されます。
また、この児童虐待防止推進月間に合わせ、NPO法人児童虐待防止ネットワークがオレンジリボン運動を行います。この運動は児童虐待防止のための広報・啓発活動の1つで、今年は、児童虐待防止推進月間の初日である11月1日に、全国各地でのオレンジリボンの無料配布を予定しています。
平成19年度の全国の児童相談所における児童虐待に関する相談件数は40,639件でした。この数字は平成11年度の約3.5倍で、児童虐待が増加していることを表しています。
平成12年に児童虐待防止法が施行され、その後も法改正によって児童虐待を防止する仕組みがつくられてきましたが、児童虐待事件は後を絶ちません。
こうした中、厚生労働省では乳幼児のいる家庭を訪問し、子育て支援を行うことで虐待の発生の防止に努めるほか、児童相談所の体制を強化して、虐待の予防・早期発見・早期対応に取り組んでいます。
また、NPOなどと連携し、虐待防止の広報啓発活動も行っています。オレンジリボン運動は、そうした活動の1つです。
オレンジリボン運動は、2004年に栃木県小山市で幼い兄弟が虐待の末に死亡した事件をきっかけに、2005年小山市の「カンガルーOYAMA」が子ども虐待防止を目指して始めたものです。その後、各地のNPO法人が相互協力して行うようになり、現在は児童虐待防止全国ネットワークが中心となって進めています。
今年は、11月1日(土曜日)に都内4ヶ所をはじめとして全国各地でオレンジリボンの無料配布を行うほか、11月9日(日)には、東京と神奈川でオレンジリボンたすきリレーを行う予定です。
児童虐待の相談件数が8年前と比べて3.5倍に増えているのには非常に驚きました。虐待を当事者だけの問題とせずに、社会全体の問題として考え、私たち1人ひとりが何ができるか考えたいものです。
■関連記事
児童相談所における児童虐待についての相談・対応件数
こどもの命を守るために、児童虐待への理解を深めよう。
オレンジリボンで子どもの虐待をなくしたい
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投稿者 kksblog : 2008年10月31日 15:04



