●今年は「地元の大学」が人気? 2009年大学入試志望動向まとめ (2009年01月29日)
大学受験予備校の河合塾では、1月17、18日に行われた大学入試センター試験の受験生から寄せられた自己採点データ(センター・リサーチ)をもとに、2009年大学入試志望動向をまとめました。2009年度のセンター・リサーチの実績は392,779名、外国語受験者の約78.9%になります。
分析結果のポイントを見ると、2009年度は文理とも平均点は大きくダウンしているようです。いずれも900点満点で、文系7科目型で564.9点、理系7科目型で582.9点とそれぞれ20.5点、21.0点ダウンしています。これは主要教科の平均点が低くなったためで、文系7科目型では2004年の国立大7科目化以降最も低い平均点となりました。
国公立大学の志願者は前年並みですが、景気悪化の影響か地元の大学を意識した動きが見られます。首都圏・近畿地区の国公立大では共に他地区出身の出願予定者が減少しており、物価の高い都市部を敬遠し、下宿代のかからない地元を選択する受験生が多いようです。
「近」の傾向は私大でも見られ、前年は都市部の学校が人気でしたが、首都圏、近畿圏における他地区からの受験生流入にブレーキがかかり、特に近畿圏では出願予定者数が前年を下回っているそうです。
学部系統別の志望動向を見ると、全体的に緩やかな「文低・理高」の傾向が見られています。経済系は前年同様高い人気を維持していますが、法・政治学系は低迷しています。理系は工学は前年並みと落ち着きを見せ、理学、農・林・水産学が前年に比べ増加しています。
平均点低下の影響か、国立・私立共に難関大学への出願が慎重になる傾向が見られています。私立では早慶理・MARCH・関関同立の各グループで難関大同士の併願が減少していると見られています。
下宿代や浪人を避ける、といった経済的に負担のかからない大学選びをしているのでしょうか。世相が大学受験にも現れているようですね。「入れる大学選び」も大切ですが、まずは「行きたい大学」への気持ちを大切にしてもらいたいですね。
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投稿者 kksblog : 2009年01月29日 09:41



