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中卒、高卒、短大卒、高等専門学校、専修学校卒、大卒の就職内定状況は下がる傾向に (2009年01月23日)

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厚生労働省は、「平成20年度高校・中学新卒者の就職内定状況等(平成20年11月末現在)について」と「平成20年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(平成20年12月1日現在)について」を公表しています。

平成21年3月高校・中学新卒者の求人・求職・就職内定状況(平成20年11月末現在)のうち、高校新卒者の状況は、就職内定者数が14万8千人(前年同期比3.8%減)であり、就職内定率は78.0%で、前年同期を1.7ポイント下回っていることがわかりました。

就職内定率を男女別に見ると、男子は83.1%(前年同期を1.3ポイント下回る)、女子は71.6%(前年同期を2.1ポイント下回る)。求人数は31万1千人で、前年同期に比べ5.9%減少。求職者数も19万人で、前年同期に比べ1.7%減少しています。また、求人倍率は1.64倍となり、前年同期を0.07ポイント下回っています。

中学新卒者を見ると、求人数は2千2百人で、前年同期に比べ14.9%減少しています。求職者数は3千1百人で、前年同期に比べ13.2%減少、求人倍率は0.71倍となり、前年同期を0.02ポイント下回っていることがわかりました。

平成20年度大学等卒業予定者の就職内定状況では、就職内定率は80.5%で、前年同期を1.1ポイント下回っています。男女別にみると、男子は80.4%(前年同期を1.4ポイント下回る)、女子は80.5%(前年同期を0.9ポイント下回る)でした。

短期大学の就職内定率(女子学生のみ)は56.9%で、前年同期を3.8ポイント下回りました。高等専門学校の就職内定率(男子学生のみ)は95.8%で、前年同期を2.9ポイント下回っています。専修学校(専門課程)の就職内定率も63.1%で、前年同期を5.7ポイント下回ったことがわかりました。

どの学校種別を比べても、景気の悪化が直接生徒たちに打撃を与えていることが読み取れます。しかし暗くなっていても前には進めませんから、周りの大人が生徒たちに明るい声かけをしてあげるなど、少しでも事態を良い方向へ持って行くような工夫が必要となってきそうです。

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平成20年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(平成20年12月1日現在)について
平成20年度高校・中学新卒者の就職内定状況等(平成20年11月末現在)について



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投稿者 kksblog : 2009年01月23日 20:40


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