●地域と省庁などが連携 ネットワーク型体験活動のモデル事業および調査研究 (2009年02月12日)
文部科学省では青少年の体験活動を推進するために、各省庁が連携した体験活動ネットワーク推進プロジェクトを展開しています。
このネットワーク型体験活動のモデル事業に関する報告書、およびネットワーク型体験活動に関する調査研究についての報告書が文部科学省のサイトに掲載されています。
モデル事業の内容は、農業、漁業の現場に触れると同時に、その産業に関わりのある総合的学習を行うものや、森林などで自然の中での体験活動を行うものなど様々でした。参加者も、地元の小学生や親子を対象にしたもの、地元と遠隔地の小学生を募り、交流も実施したもの、県内外の小学生から青年まで幅広い年代が参加したものなど、事業の内容によっていろいろありました。
ネットワーク型体験活動に関する調査研究では、体験活動を実践するに当たって中心的役割を担うコア・リーダーや活動全体を切り盛りする地域コーディネーターの育成、また体験活動をする地域的基盤を作るための事業などがありました。
これらの一例として、ネットワーク型体験活動推進ぐんま委員会の主催で行われた「探検!体験!!森と水の物語〜源流からたどる自然とヒトとのつながり〜」を詳しく見てみましょう。
実施した地域は、尾瀬国立公園や県内数カ所のキャンプ場など、群馬県の自然豊かな場所で行われました。参加者は県内の小学3〜6年生とその家族、55名でした。事業の企画・立案および検証・評価には大学教授や民間の野外教育・自然体験活動指導者、尾瀬保護財団職員、教員など15名が当たりました。
国立公園である尾瀬での活動には環境省、河川での活動には国土交通省、国有林での活動には林野庁とそれぞれ連携して運営実施しました。それぞれのグループに分かれての活動をコーディネーターがまとめ、実行委員会が全体を見るという運営体制が取られました。この事業において複数の組織が連携して事業を行ったことに関して、プログラムに幅が持たせられ、より深い体験と印象を参加者に提供することができた、と評価されています。
複数の団体が連携または合同で事業を行うことは、組織の違いなどから困難なこともあるでしょうが、それだけ幅の広い活動ができるとも言えます。それぞれの得手不得手を補い合って、素晴らしい活動ができるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2009年02月12日 06:27



