●授業時数減っても「総合学習」は重要―総合的な学習の時間フェスタ09 (2009年03月13日)
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先月13日、文部科学省は、「総合的な学習の時間フェスタ2009 ~ だから”総合”は やめられない! ~」を開催しました。
この催しは、新しい学習指導要領の下で総合的な学習の時間の意義や可能性を確認する目的で行われました。当日は約600名が参加し、シンポジウムや各学校の事例発表などが行われました。
冒頭であいさつを行った塩谷文部科学大臣は、「生きる力を育成する上で、(総合的な学習の時間は)極めて重要な役割を果たすものであることは何ら変わりがない」と述べ、その重要性を指摘しました。
また大臣は、「日本が活力を持ち続けていくためには人材育成が重要」とした上で、子どもたちに生きる力を身につけさせることが大切であるとしました。
続いて行われたシンポジウムでは、
・学校と社会をつなぐ総合的な学習の時間
・総合的な学習の時間で身に付く力
という2つのテーマで総合的な学習の時間の意義について意見交換が行われました。
まず、「学校と社会をつなぐ」については、実行力、協調性、コミュニケーション能力など、社会で求められる能力を総合的な学習の時間で育むべきであるという意見が出されました。特に、調べ学習などを通じてこうした力が身につけられるという意見が挙がりました。また、総合的な学習の時間をきっかけに地域と学校の結びつきが強くなった例が挙げられ、地域の活性化に役立つ可能性が指摘されました。
また、「総合的な学習の時間で身に付く力」では、各学校から事例が紹介された後、児童・生徒の意見が紹介されました。この中で、総合的な学習の時間を通して得たものとして
・地域の商店街とのつながりができた
・教科学習が何に役立つのか分かった
・進路を考えるきっかけができた
などの意見がありました。
総合的な学習の時間は、新学習指導要領で授業時数の削減が決まっていますが、これについては
・その分主要教科の時間が増え、各教科でも自ら考える活動ができるようになる
・各教科での学習を踏まえた計画が組まれるようになる
などの意見が出されました。
これに対し出席者からは
・総合的な学習の時間は単独のものではなく様々な教科とのつながりを考え直したいと思った
・社会で求められる人材を作っていけるのが総合的な学習の時間であると分かった
などの感想が寄せられました。
総合的な学習の時間は、理念が十分に理解されず、理想どおりの形になっていない面があると思います。この時間を有意義なものにするためには、今回のような催しを通じて、教える内容や意義についてもっと具体的に示すことが必要なのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2009年03月13日 17:19



