●「地球型」の惑星を見つけに行こう NASAの宇宙望遠鏡「ケプラー」 (2009年03月13日)
広い宇宙の中には、地球のように生命が息づいている星があるんじゃないか…誰もが一度はそんな空想にふけったことがあるのではないでしょうか。
NASAは宇宙望遠鏡「ケプラー」を、日本時間3月7日午後0時49分にフロリダ州のケーブカナベラル空軍基地から打ち上げました。宇宙望遠鏡として割いたの9500万画素というCCDカメラを搭載し、生命が存在する可能性のある惑星の大量発見を目的としています。
ケプラーは371日で太陽を1周する公転軌道から、「はくちょう座」と「こと座」の方向にある銀河系の恒星10万個を観測します。恒星は太陽のような自ら光を発する天体ですが、その恒星とケプラーの間を惑星が横切ると、それが影になって見えます。この影を見つけることで新たな惑星を発見するのです。
「transit」と呼ばれるこの天体イベントは、地球でも観測することができます。水星、金星は地球より太陽に近い軌道を通ります。これらの惑星が太陽と地球の間を通過する時、太陽を小さな黒い点が横切るような現象として見ることができるのです。
これまで欧州諸国が行ってきた太陽系外惑星探査では、木星のようなガス惑星が多く発見されました。この分野ではアメリカは遅れを取っており、それだけにケプラーのミッションには期待がかかっているようです。このミッションで地球の半分から2倍くらいの大きさの惑星、特に水が液体の状態で表面に存在するような惑星、つまり生命体が存在しうる惑星の発見を目指しているということです。
宇宙が生まれ、太陽が生まれ、地球が生まれ、生命が生まれた…私たちの存在は、気が遠くなるような偶然の下にあると言ってもいいでしょう。同じく気が遠くなるほど広い宇宙の中、同じような偶然がないとは言い切れません。地球外生命体の存在は今は夢のような話ですが、あながち夢とは言い切れない発見があったら…考えただけでワクワクしてきますね。
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The Kepler Mission Begins
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投稿者 kksblog : 2009年03月13日 16:00



