●アナログ終了まで2年余 デジタルテレビの教育利用に関する報告書 (2009年06月15日)
アナログ放送が終了する2011年7月まで、あと2年あまりとなりました。平成21年度の補正予算では、学校に導入されているアナログテレビを地上デジタル放送対応のテレビに置き換えるための予算措置が計上され、本格的な導入が始まろうとしています。
社団法人日本教育工学振興会では「デジタルテレビの効果的な教育利用に関する検討報告書」を作成しました。デジタルテレビにはテレビ受信機能だけでなく、パソコンや実物投影機からの出力もできるという優れた用途があります。そこでデジタルテレビの特徴を学び、プロジェクターとの使い分けについて正しい知識を得ることで、それぞれの優位性が活かせることができるというものです。
この報告書は、以下のような内容で作成されています。
1.デジタルテレビとプロジェクターの違い
2.大型デジタルテレビの利用が有効と考えられる活用場面
3.コンテンツの利用と教材開発における留意点
4.教室環境および機器レイアウト等の提案
デジタルテレビはアナログテレビに比べ、大画面化が可能になりましたが、画面の大きさではスクリーンに投影するプロジェクターの方が上だと言えます。しかしプロジェクターは暗幕のない明るい教室では視認性が低下するという欠点があります。また図表などには適していますが、写真や動画など境界がはっきりしない映像には不向きです。
一方で、プロジェクターには可動性が高いという利点があります。専用のスクリーンでなくとも、白い壁などの面があれば投影は可能です。プロジェクターの本体も小型で性能の良いものが開発されており、すでにICTに活用されている例も多数あります。
このようにデジタルテレビとプロジェクター双方の特徴を考えながら、それを活かしたコンテンツの例など、ICTの幅が広がる実例や留意点が挙げられています。また導入を検討する場合の、設置場所や安全対策への注意点も詳しく書かれています。
教材コンテンツ開発から、学校現場まで幅広く参考になる報告書と言えそうです。まだアナログテレビを設置している学校の方々、一読してみてはいかがでしょう。
H21年度補正予算 閣議決定
パソコンや校内LAN整備率のUPを図る学校ICT環境整備事業
「デジタルテレビの効果的な教育利用に関する検討報告書」を作成しました - 社団法人 日本教育工学振興会
デジタルテレビの効果的な教育利用に関する 検討報告書
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投稿者 kksblog : 2009年06月15日 00:29



