●災害時の避難所となる学校の防災機能強化 モデル事業発表 文部科学省 (2009年07月13日)

文部科学省は、地震などの災害時に、児童生徒の安全面を確保し、地域住民の避難場所として機能するよう、ハード面ソフト面の両面からその強化を推進しています。平成20年度に実施された2つの学校のモデル事業を発表しました。
今回モデル事業として取り上げられたのは、幼稚園と高校、短大、大学、大学院を併設する学校法人郡山開成学園と幼稚園から大学院まで併設する国立大学法人三重大学です。
いずれの学校も、学校と地域との連携をとりながら、いざという時に有効となる施設の補強や充実等のハード面の強化と、機能的に活動できるような人員の配置などのソフト面の強化の両面から取り組んでいます。
災害はいつ起こるか分かりません。子どもたちが家族と共に過ごす夜間や休日に起これば、当然に親が保護し十分に安全確保に努めることができますが、学校に登校している時間帯には、まず安全確保は学校の先生方にお願いせざるを得ません。
中国四川省で起こった地震で、学校に通う子供たちが多数犠牲になったことは、記憶に新しいことと思います。
地震が多い国日本で、同じ事を繰り返さないためには、校舎内外の耐震強化を進める必要がありますが、耐震工事についてはすでに順次進められています。
次に必要となるのが、万一の際の管理体制の充実だとしています。いずれの学校も、マンモス校であり、多くの児童生徒が登校しています。この子どもたちを安全に避難誘導し、安全確保をするためには、指揮系統がはっきりしていること、分業体制がきちんと取れていること、児童生徒が災害時のルールを身につけていることなどが必要だとされます。
このサポート体制は、その場で決めたものではなく、普段から話し合い確認の必要があり、子どもたちに対しても普段から注意喚起が必要です。
このモデル校2校は、私立校と国立校であり、普段は地域住民との交流も希薄な傾向にあり、この点においても有事の際にお互いに戸惑うことのないよう、認識の統一を図る必要があるなどの課題もあるようです。
このモデル校は、立派な管理体制をまとめあげられていますが、いずれの学校でも管理体制を構築もしくはしつつある状態のはずです。
一日の半分近くは、子どもは学校で過ごします。大きな地震が起こったとき、わが子がどうなるのかはきちんと把握しておくべきだと痛感しました。「必ず学校へ迎えに行くから先生の言うことを聞いて待っていてね。」と普段の声かけで、子どもさんはどれだけ不安から解放されるか知れないと思いませんか?
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投稿者 kksblog : 2009年07月13日 06:11



