●子どもの人権を守るために~文部科学省の教材『児童虐待防止と学校』 (2009年07月13日)

文部科学省では、児童虐待が深刻な社会問題になっていることを受けて、研修教材『児童虐待防止と学校』を作成し、公表しています。
学校及び教職員に対しては、児童相談所への児童虐待に関する相談件数が年々増加の一途をたどっていること、重大な児童虐待事件があとを絶たないという実態から、児童虐待防止等のために適切な役割を果たし、早期発見の努力義務や関係機関への通告義務などの役割が課されています。
そのような背景の下、児童虐待防止のための取組みの一層の充実を図るため、最近の制度改正等の内容を盛り込み、児童虐待にかかわる方々に参考となるように『児童虐待防止と学校』は作成されました。
『児童虐待防止と学校』は、「虐待とは何か」という基礎的理解から、虐待を受けた子どもの心理、虐待に関する法律などの内容をまとめた基礎編と、学校の対応、家庭への対応、関係機関との連携、子どもへの対応といった内容をまとめた実践編で構成されています。
子どもの人権を守るために、虐待の早期発見および通告、虐待を受けた子どもの保護および自立支援のための関係機関との連携・協力は、教職員および学校に求められることであり、複雑な児童虐待に対応するためには、さまざまな人々が力を合わせることで初めて解決可能になることです。
「虐待」とは、家庭内の大人から子どもへの不適切な力の行使。親だけに限らないことからも、学校だけでなく、地域住民の見守り・発見も大切でしょう。社会全体で「保護者と子どもの関係」を支えることが求められますね。また、通告・保護で終わりではなく、学校と施設の連携によるその後の対応はまだ課題も多いことからも、1日も早く組織レベルで整備され、虐待を受けている子どもが救われ、幸せな生活を送れることができるといいですね。
今の社会的養護は、「地域的・家庭的な養育」が求められているそうです。ファミリーホーム(小規模グループ形態の住居)といった家庭での生活を通して愛着形成を図ることができる家庭的養護の拡充が望まれます。
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投稿者 kksblog : 2009年07月13日 11:11



