●「きずな」映像伝送実験一般公開イベント 海中のリアルタイム映像を見よう (2009年10月15日)
今年7月の皆既日食などで活躍している、超高速インターネット衛星「きずな」を使い、深海の様子を撮影した映像をリアルタイム中継するという、伝送実験の一般公開が10月17日(土)に行われます。
この実験は宇宙航空研究開発機構(JAXA)と海洋研究開発機構(JAMSTEC)の共同研究の一環として行われるもので、深海生物追跡調査ロボット「PICASSO(ピカソ)」によって撮影する海中映像を、学術研究船「白鳳丸」からリアルタイム中継します。実験日は10月15日から17日の3日間ですが、このうち最終日の17日10:00〜16:00、JAXA筑波宇宙センター、JAMSTEC横浜研究所 地球情報館の各施設で一般公開されます。
一般公開の会場では「きずな」によってリアルタイム中継されたハイビジョンの海中映像などを大型モニタで表示し、また白鳳丸、JAXA筑波宇宙センター、JAMSTEC横浜研究所の3地点を「きずな」経由のテレビ会議で接続し、白鳳丸に乗船している海洋生物学者と一般来場者の間で説明や質疑応答など、遠隔海洋教室が行われます。
この実験は海にいる船舶から海中ハイビジョン映像などを「きずな」を使ってリアルタイムに安定して中継できることを実証することが目的です。現在のインマルサットBGANサービスでは最大492kbpsや、スカパーJSATの衛星海洋ブロードバンドサービスでは最大3Mbpsの通信速度ですが、「きずな」では最大155Mbpsの通信速度を可能としているそうです。
より高品質な通信が可能になることにより、極地や深海といった場所の調査がより詳しく、迅速に行えるようになることが期待できます。研究者だけでなく、一般の私たちにとっても自然の克明な姿を見ることは、自然への興味や関心を深めることにつながるのではないでしょうか。
JAXA|超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)による深海探査機海中映像の伝送実験の実施およびその一般公開について
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投稿者 kksblog : 2009年10月15日 06:43



