●修学旅行への新型インフルエンザの影響 状況調査結果発表 文部科学省 (2009年11月22日)

文部科学省は、この7月1日から10月15日までの期間における新型インフルエンザの影響による国内修学旅行の実施状況を調査し集計結果を発表しました。この期間修学旅行を予定していた学校数は8,084校あり、実施は7,858校、延期は167校、取りやめ後検討中が6校、中止が53校となりました。
調査対象は65の教育委員会あての調査で、公立小学校・中学校・高等学校・中等教育学校および特別支援学校についてです。
校種別にみると、小学校は中止をした学校は0、延期が86校、中学校では中止1校、延期は8校、取りやめ後の検討中が2校あります。特別支援学校では、48の学校が中止、51が延期を実施しています。特別支援学校では、基礎疾患を有する生徒児童が多いなどの特殊事情があり配慮したケースが多くあるということです。
延期・中止をしたことにより、キャンセル料が発生したものが全部で37件あり、延期した場合で1割、中止した場合で3割以上の割合ででています。その負担についても保護者であったり自治体であったり、いまだ解決できず調整中の場合もあり、対応はまちまちという結果が出ました。
延期や中止となった理由は、①学級閉鎖などの臨時休業の影響、②慎重を期してなどがありました。実施した場合でも、予定通りに出発して工程の一部変更をしたという実施校もありました。
実施した・延期した・中止したといずれの場合であっても、今回の新型インフルエンザ騒動では多くの課題を残しました。
修学旅行等の実施の判断の難しさ、キャンセル料の取り扱い、実施した場合出先で患者が発生した場合の対応、延期した場合の再実施に向けた調整など、検討すべき課題は山積です。
個人的な理由ではないのに中止や延期となり、キャンセル料を負担せざるを得ない保護者にとってははなはだ遺憾ではないでしょうか。今後に向けて、一定の基準ができることを期待します。
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投稿者 kksblog : 2009年11月22日 18:37



