●社会で求められる力を測定、調査 国際成人力調査のパイロット施行が決定 (2010年02月02日)

国立教育政策研究所によれば、国際成人力調査(PIAAC)のパイロット施行がおこなわれることが明らかになりました。
国際成人力調査は、無作為に抽出された日本国在住の16歳以上65歳以下の男女個人が受けるものです。日常生活の中で想定されるさまざまな状況において、言語や図表であらわされた情報を理解し活用する力を測定するもので、次の3分野について調査がおこなわれる予定となっています。
1つ目の分野は、社会に参加したり、個人の目標を達成したり、個人の知識や潜在的な力を向上させるために、文章や図表を理解し、評価し、活用する力、すなわち「読解力(リテラシー)」を指します。
2つ目の分野は、日常生活における様々な場面において、必要となる数学的な情報や考え方を検索し、活用し、解釈し、伝達する力、すなわち「数学力(ニューメラシー)」を指します。
最後に3つ目の分野は、デジタル技術、通信手段、ネットワークを用いて情報を収集し、評価し、他の人とコミュニケーションをし、現実の課題を成し遂げる力、すなわち「ITを活用した問題解決能力」を指します。
パイロット施行では、属性調査について調査員が口頭で質問をし、回答を書きとることになっています。読解力・数学力の調査および感想アンケートについては、調査員立ち会いのもとで、本人に記入してもらう形が取られる予定となっています。
現在、国際成人力調査には日本のほか、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、韓国、オーストラリア、カナダ、フィンランドを含む25カ国が参加しています。
国際成人力調査をおこなうことは以前より決まっていましたが、ついにパイロット施行の実施が明確になってきたようですね。日本が他国と比較してどのくらいの位置にいるのか参考程度に知る上でも、なかなか面白い調査となりそうです。
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投稿者 kksblog : 2010年02月02日 17:52



