●テレビだけじゃない! 「一家に1枚 未来をつくるプラズマ」の製作発表 (2010年03月31日)
第51回科学技術週間は、今年の4月12日(月)から18日(日)となっています。これに合わせ、今年も「一家に1枚シリーズ」のポスター「一家に1枚 未来をつくるプラズマ」の制作が文部科学省から発表されました。
「プラズマ」というと、今最も連想されるのは「プラズマテレビ」でしょう。また、美しいオーロラは自然界のプラズマの代表です。中にはアニメやCGなどを連想する人もいるかもしれません。しかし実はプラズマは祖先の時代から、果ては未来社会に置いて科学技術産業の主力ツールになるものなんだそうです。
そもそも「プラズマ」について、具体的に説明できる人は少ないでしょう。物質は固体・液体・気体の三つの状態を取ることはよく知られています。この中で最も物質の自由度が高いのが気体ですが、その気体に対して光や熱でさらにエネルギーを加えると、気体を構成する原子から電子が離れて「電離気体」というものが生まれます。
この電離気体がプラズマであり、自然界の中ではオーロラの他、太陽風、雷の稲妻などがそれにあたります。地球を取り巻く電離層もプラズマの集まりで、実は宇宙を構成する物質の99%以上がプラズマであると言われているほどです。私たちの生活の中では、放電現象として、蛍光灯をはじめとする照明器具や、溶接、エッチングなどの加工技術に広く利用されています。
「一家に1枚 プラズマ」では、半導体デバイスの製造などに代表されるナノテクノロジーのツールから、地球磁気圏や太陽のような宇宙のスケールまでプラズマの本質的な役割を示しています。さらに過去から未来へとつながる時間軸で、太古のヒトが使った火から、2010年現在の技術まで、人が利用してきたプラズマの歴史を紹介しています。
これまでの「一家に1枚」シリーズ同様、ビジュアル的に引きつけるデザインやカラーを施しています。さらにプラズマ技術に対してそれぞれ分かりやすいキャッチコピーをつけたり、プラズマという自体に子どもに人気のアニメで使われているプラズマアイテムをそっと入れるなど、遊び心も取り入れられています。
科学技術週間が始まる4月12日から全国の小・中・高等学校、科学館・博物館などに配布される予定です。身近な神秘とも言える、プラズマについていろいろと知ることができそうな1枚ですね。
「一家に1枚 未来をつくるプラズマ」の制作について:文部科学省
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投稿者 kksblog : 2010年03月31日 15:15



