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親からのやる気を無くす一言「勉強しなさい」が1位、6割以上 (2013年01月23日)

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クリック!自立学習応援プログラム『すらら』を運営する株式会社すららネットは、小学1年生から高校3年生までの男女を対象に「勉強に関する意識調査」を実施しました。

親に言われると、勉強のやる気を無くす一言では「勉強しなさい。」などの「勉強を強要する言葉」が一番多く、63.1%。次いで「〇〇ちゃんは成績あがったんだって。」などの「友人と比較される言葉」(47.7%)、「だからあなたはダメなのよ。」といった「けなす言葉」(47.7%)となりました。

一方、やる気が出る言葉では、「勉強を頑張ってたもんね。」などの「努力を認める言葉」(38.6%)、次いで「すごいね。」などの「褒める言葉」が35.8%で一番多く、次いで「能力はあるんだから。」といった「能力を認められる言葉」(29.0%)という結果でした。

成績アップでもらいたいご褒美のTOP3は、「お金」(53.1%)、「おもちゃ類」(28.4%)、「本」(23.9%)。性別では、男子のTOP3は「お金」(51.1%)、「おもちゃ類」(31.7%)、「本」(19.9%)で、女子のTOP3は「お金」(55.4%)、「褒め言葉」(34.3%)、「本」(28.3%)でした。

一方、実際、成績アップした時のご褒美は「もらっていない」(38.6%)が最も多く、次いで「褒め言葉」(29.0%)、「お金」(22.2%)という結果となりました。「『もらっていない』および『褒め言葉』のみ・『賞状』のみ」の総計は51.4%で、ご褒美で”モノ”をもらっている子と、もらっていない子はちょうど半数ずつと言えます。

勉強において一番頼りにしている人を聞いたところ、TOP3は、「塾の先生」(33.5%)、「学校の先生」(18.2%)、「友達」(17.9%)。家族間で見てみると、一番頼りにされているのは「母親」(9.1%)であり、「父親」(5.7%)より1.5倍近く割合を伸ばしています。

テスト前に勉強したにもかかわらず、勉強したことをクラスメートに隠すことがあるかという問いでは、「ある」が34.4%という結果となり、3割以上の小中高生が隠れ勉強していることが明らかとなりました。性別では、「ある」との回答が男子は36.0%、女子は32.5%となり、わずかながら、男子のほうが秘密主義な傾向があるようです。

最後に、勉強を教えて欲しい芸能人を聞いたところ、男性TOP3は「櫻井翔(嵐)」(25.9%)、「宇治原史規(ロザン)」(23.3%)、「中田敦彦(オリエンタルラジオ)」(10.5%)に、女性TOP3は「ローラ」(33.2%)、「宮崎美子」(14.2%)、「菊川怜」(7.7%)となりました。

子どもにやる気を持って勉強してもらうには、保護者側の理解と工夫が不可欠です。努力を認め、褒めてあげることが子どもにとって一番なのかもしれません。

「小中高生の勉強に関する意識調査」について|クリック!自立学習応援プログラム『すらら』



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投稿者 kksblog : 2013年01月23日 20:45


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