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教育用ICT機器は市場拡大の一途、タブレット端末が牽引する見込み (2013年10月07日)

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市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニングは、教育ICTの最新動向と市場展望に関する調査を実施し、その結果をまとめました。

教育用ICT機器(教育用電子黒板、教育用タブレット端末)の国内市場は、2020年には、2013年(見込)の15.5倍、1,160億円になり、タブレット端末が市場を牽引すると見込まれています。

電子黒板の市場は、2009年までは年間数千台という数字で推移。2010年は2009年度の補正予算で電子黒板の拡充が盛り込まれたことから、一気に37,000台という数字に跳ね上がりました。

その反動から2011年は元の水準に戻りましたが、2012年には1万台を超える数字となって2013年2万台=60億円につなげています。電子黒板の2020年までの市場予測は、以下の前提条件の下で予測した数字です。

「『1人1台のタブレット端末』と同時に各教室への電子黒板導入が先行して進む」「2013年から電子黒板導入を先行させる自治体が出てきており、この動きは2014年以降に各自治体に拡大する」「2020年までに全国の小中学校の普通教室を中心に、約40万教室に電子黒板が配備される」

タブレット端末の2020年までの市場予測は、以下の前提条件の下で予測した数字となっています。

「地方自治体による『1人1台のタブレット端末』の取り組みが2014年以降に本格化する」「Windows 搭載タブレットにより、従来はパソコンで行っていた業務を教育現場でもタブレット端末で行う動きが加速する」

最後に、デジタル教科書は「一人一台のタブレット端末」の進行に合わせて拡大し、2020年には、現在の紙の教科書とほぼ同等の400億円の市場規模になると見込まれています。

教育現場の変化はこれからも進んでいきそうです。子どもたちにとってよりよい環境になるといいですね。

教育ICTの2020年までの市場予測 | シード・プランニング



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投稿者 kksblog : 2013年10月07日 12:56


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