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子どもが携帯を持っている家庭では「学割」サービス利用が一般的? (2014年02月12日)

smph_140212.jpg年が明けると、そろそろ新年度が見えてきますね。進学・進級の時期には、「子どものケータイをどうするか」という話が出てくる家庭もおおいでしょう。携帯電話各社のCMでも「学割」を前面に押したものがよく見られます。

ICT総研は、携帯電話の『学割』サービスの利用動向調査を、携帯電話を利用する学生を子どもに持つ親1,000人を対象として行いました。ここで言う『学生』とは、小学生から大学、大学院、短大・専門学校生まで全てです。これによると、「学割」サービス加入率は7割以上、利用料金を払っているのは9割近くが「保護者」、購入時に重視されるのは「学生本人の意見」でした。

子どもに携帯電話を持たせるメリットは「子どもが外にいても、すぐに連絡が取れる」が他を圧倒し、その他には「便利なコンテンツ・アプリが利用できる」「GPS機能で子どもの居場所を把握できる」などがありましたが、15%前後にとどまりました。逆にデメリットは「利用料金がかかりすぎる」が3割程度、「利用時間が長く、勉強時間がとれなくなる」「熱中しすぎてネット依存症になってしまう」が20%台でした。

デメリットとしてあげられた項目には「SNSを通じて犯罪被害にあう可能性」「ウィルスやスパイウェアの被害にあう可能性」もありましたが、こちらは20%未満でした。この結果が安全対策を万全にしているためか、危機意識が低いためかは分かりません。デジタルネイティブと呼ばれる現代の子どもたちでも社会的なスキルが低いことには変わりなく、特に被害に巻き込まれる可能性がある事柄においては、大人が保護するべきところでしょう。

各携帯電話会社の学割プランの申込にはフィルタリング設定がセットになっている場合が多いようですが、ショップで行われる設定任せにせず、ウェブやメール、SNSにどういった危険性があるのかを親子で話し合い、確認し合うことが大切ではないでしょうか。

2014年 携帯電話の『学割』サービス利用動向調査|ICT総研



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投稿者 kksblog : 2014年02月12日 12:34


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