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英語力の評価及び入試における外部試験活用に関する審議のまとめ (2014年08月28日)

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文部科学省は、英語教育の在り方に関する有識者会議によって設置された英語力の評価及び入試における外部試験活用に関する小委員会による審議のまとめを公表いたしました。

この委員会は、英語教育の在り方に関する有識者会議の議題のうち、英語力の評価及び入試における外部試験活用に関する専門的・技術的な論点について、中央教育審議会高大接続特別部会における議論も踏まえつつ、集中的に検討を行うために設置されました。

審議により、グローバル化が急速に進展し、教育界のみならず、様々な分野で英語力が求められる時代において、総合的な英語力を向上するためには、世界標準を視野に入れた目標設定を行うとともに、コミュニケーション能力に必要な「聞くこと」「話すこと」「読むこと」「書くこと」の4技能が総合的に育成され、普段からの学習が適切に評価されることが必要と考えられました。

また、このために、学習指導要領を踏まえた初等中等教育における英語教育と、高校・大学入試や卒業までの英語力の評価において、各学校の入学者受入方針を踏まえつつ、英語の資格・検定試験の活用を促進することとしました。

具体的方策は以下になります。

○学習指導要領に沿って4技能が総合的に育成されているかという観点から、 生徒・学生の英語力を客観的に把握するため、国による資格・検定試験団体と連携した生徒の英語力調査事業を進めるとともに、4技能を測定する資格・検定試験のうち、CEFRとの関係を考慮しつつ、国内外で広く受け入れられている試験について、生徒等の英語力の評価や入学者選抜において積極的に活用を促進。

○資格・検定試験団体と連携した生徒の英語力調査結果を活用し、教員の指導改善、生徒等の英語力を向上。

○各大学等の入学者受入方針との整合性を図ることを前提に、各大学の入学者選抜における資格・検定試験の活用を奨励。このため、大学、高等学校、中学校関係者、資格・検定試験関係団体及び専門家が参画する協議会(仮称) において大学入試センター試験や各大学の個別学力検査の成績と資格・検定試験の結果を公正に比較して換算する方法等を検討。

○奨励に当たり、資格・検定試験活用に係る有効性や留意点などの具体的指針を検討・提示。

○協議会等において、前述のような指針等の検討、国際水準との関係を考慮した4技能を測定する試験としての妥当性に関する検証、効果的な活用事例を含めた必要な情報を発信。

○今後、具体的な検討が行われる達成度テストについて具体的な検討を行う際には、前述のような取組を参考に資格・検定試験の活用の在り方について検討が望まれる。

○大学・高校入学者選抜における英語問題の改善を図るため、前述の協議会(仮称)等において現状の英語の学力検査等の在り方の調査・分析等を行い、結果が大学・高等学校等において活用が図られるよう情報を発信。

グローバル化に対応した人材育成につながるといいですね。


英語教育の在り方に関する有識者会議 英語力の評価及び入試における外部試験活用に関する小委員会 審議のまとめ | 文部科学省



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投稿者 kksblog : 2014年08月28日 15:28


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