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今日から役立つヒントがいっぱい「家庭学習のすすめ」 千葉県教育委員会 (2014年11月11日)

kateigakusyu_141111.jpg千葉県教育委員会では、家庭学習の充実をめざし、さまざまな視点から自らの学びを築くためのヒントを掲載した「家庭学習のすすめ」というウェブページを公開しています。対象は、小学校に通う子どもたち、その保護者、そして小学校の先生たちです。

まず、なぜ家庭学習が大切なのかについてですが、これは毎年文部科学省が行っている全国学力・学習状況調査の小学校6年生の国語・算数において、国の分析結果によると「家庭学習をしている児童ほど国語、算数とも正答率が高い傾向がある」とされています。

これは千葉県の分析でも同様の傾向がみられていることから、家庭と学校とが「家庭学習を大切にする」という同じ視点に立って子どもたちを支えていくことで、学習習慣の確立が促され、学力向上につながると考えられます。そこで「家庭学習のすすめ」では、家庭を学びの場にするために意識すること、工夫することなどが紹介されています。

その一つが、やりとりの続く会話を心がけること。「宿題は?」「ある!」「やったの?」「まだ!」こんなぶつ切りの会話をしている覚えはないでしょうか。忙しい毎日、要点だけ聞いてしまいがちですが、例えば「今日はどんな宿題があるの?」のように言い換えてみると、「今日は○○がある」「連絡帳をみないとわからない」といった返事から、宿題の内容や、学校で学習したことについて会話が続けられそうですね。

他には、意図的に情報を収集するための資料をそばに置いておく、という工夫があります。国語辞典や漢字辞典、理科や社会に関する読み物の本などを、普段子どもが学習する部屋やリビングなどに置いて、困った時にすぐ調べられるようにしておく、暇なときに手に取れるようにしておくと自然と知識が広がっていくでしょう。

また、子どもたちが生活習慣、学習習慣を身につけるのに役立つ「合言葉」のモデル例が掲載されています。このまま学校や家庭で使ってみるのもいいし、オリジナルの合言葉を子どもと考えてみるのもいいでしょう。こうしたポイントをまとめたリーフレットもダウンロードできるようになっています。子どもが勉強しない、とお悩みの方、参考にしてみてはいかがでしょうか。

家庭学習のすすめ|千葉県



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投稿者 kksblog : 2014年11月11日 13:10


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