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教員用パンフレット『スタートカリキュラム スタートブック』を作成 (2015年02月09日)

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国立教育政策研究所が、教員向けパンフレット『スタートカリキュラム スタートブック』を作成しました。

スタートカリキュラムとは、小学校へ入学した子どもが、幼稚園・保育所・認定こども園などの遊びや生活を通した学びと育ちを基礎として、主体的に自己を発揮し、新しい学校生活を創り出していくためのカリキュラムです。

幼児期と児童期の教育との接続を円滑に進めることにより、子どもは安心して小学校での生活をスタートすることができます。こうした安心は、小学校での生活の支えとなり、いわゆる「小1プロブレム」などの予防や解決にもつながります。このようなことから、小学校入学時に幼児期の教育との接続を意識したスタートカリキュラムを編成・実施する取組が小学校において進められています。

パンフレットは、小学校において、スタートカリキュラムを編成・実施する際の参考となるように、スタートカリキュラムの意義やスタートカリキュラムを編成・実施するに当たっての留意点等をまとめています。

内容は、理解編・実践編・改善編に分けて解説。スタートカリキュラムを編成するための、基本的な考え方、手順、単元の構成、環境構成、マネジメントを、写真やイラスト、図表などを活用し、わかりやすくまとめています。また、学校全体でスタートカリキュラムを効果的に進めることができているか検証するために「管理職対象チェックポイント」も掲載しています。

スタートカリキュラムでは、幼児期からの子どもの姿を知ることが大切。付録として、幼児期や入学前後の子どもの活動の様子を紹介した写真集「スタートカリキュラムミニブック」を添付しています。

スタートカリキュラムの実施により、小1プロブレムは減少しているそうです。幼児教育と小学校教育をつなぐ大事な取組ですね。


「スタートカリキュラム スタートブック」(教員向けパンフレット)について | 国立教育政策研究所

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投稿者 kksblog : 2015年02月09日 17:28


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