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「『熱狂の日』音楽祭2015」のテーマは“PASSIONS(パシオン)”~「いのち」など3つの切り口でGWに開催 (2015年04月02日)

ゴールデンウィークの恒例行事ともなった日本最大級のクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2015」(以下、LFJ)が今年も東京国際フォーラムを中心に開催されます。LFJの魅力は毎年異なる独自のテーマであること、国内外様々なアーティストが2000人以上集まり300以上のコンサートを開催すること、朝から晩までコンサートがはしごできること、リーズナブルであること、ベビーもビギナーも誰もが楽しめること、大手町・丸の内・有楽町エリアに音楽が溢れるGWの風物詩であることが大きな魅力です。

LFJ.jpg11回目を迎える今回のテーマは「PASSIONS(パシオン) 恋と祈りといのちの音楽」です。「パシオン」とは、魂の奥底からあふれる強い感情。ルネッサンス期から現代まで、音楽の長い歴史の中で作曲家たちは人間の生の営みや魂、感情といった言葉では言い表せぬものをどのように音楽家してきたのか。人間の文化を貫く普遍的な感性「パシオン」、その広大な音楽の世界を「恋」「祈り」「いのち」という3つの切り口で紹介していきます。

また、赤ちゃんとパパ・ママたちが一緒に楽しめる「0歳からのコンサート」は今年も開催され、ステージでは小さな子供たちも体を動かせるようなパフォーマンスが繰り広げられます。ブリテンの「青少年のための管弦楽入門」やブラームスの「ハンガリー舞曲」第5番、などパシオンにあふれたオーケストラ入門曲もプログラミングされているそうです。ワークショップや無料公演など、子供たちもたっぷり楽しめる企画が充実しています。GWの東京の風物詩を楽しみましょう。


「恋のパシオン」…恋の喜びや苦しみも音楽家にとってはインスピレーションの源。ベルリオーズが憧れの女優への愛憎入り乱れた感情をぶつけた「幻想交響曲」、究極の愛の悲劇を描いたワーグナーの「イゾルデの愛の死」、恋人の父からの反対を押し切って恋を成就させたシューマンの「幻想曲」など、様々な思いが演奏されます。
「祈りのパシオン」…クラシック音楽の土台ともいえるキリスト教音楽において「パシオン」といえば「受難曲」のこと。イエスが十字架にかけられる受難の物語を描いたバッハの大作「ヨハネ受難曲」と「マタイ受難曲」は圧倒的な感動を与えてくれます。
「いのちのパシオン」…躍動的なフレーズに満ちたバッハの「2台のチェンバロのための協奏曲」を鈴木雅明&優人親子が共演します。ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」やピアノ・ソナタ第23番「熱情」といった名曲からは強いエネルギーが得られることでしょう。

【開催概要】
日程=2015年5月2日(土)~4日(月・祝)
会場=東京国際フォーラム、よみうりホール、大手町・丸の内・有楽町エリア
公演数=約350公演(うち有料は135公演)
主催=株式会社東京国際フォーラム
共催=東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)



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投稿者 kksblog : 2015年04月02日 09:49


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