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日本最大規模 不登校・中退生が中心のフットサル大会~第一学院 (2015年09月18日)

全国に50キャンパスを持つ広域通信・単位制高校の第一学院高等学校(本校:茨城県高萩市・兵庫県養父市)が毎年行っているフットサル大会「WITHUS DAIICHI CUP2015」が9月18日に都内で開催されました。全国を8ブロックに分けて予選大会が行われ、男女各ブロックの1位のチームがこの日の決勝大会に出場しました。11回目となる今年は男子・高崎校、女子・埼玉校が優勝しました。男子の決勝は高崎校と四ツ谷校でしたが、1対1の同展でPK戦になりましたが、3人が蹴った時点で勝負がつかずサドンデスとなりました。保護者や先生、仲間が見守る緊張感が張り詰め、とても見ごたえのある一戦でした。

IMG_6181.JPG第一学院高校は、夢の実現と学業との両立を目指す生徒や、不登校・高校中退を経験した生徒が多く在籍しています。各チームには様々ないきさつで同校を選択した生徒がおり、フットサルを通じて仲間とコミュニケーションしながら絆を深めています。フットサル大会は「自分にチャレンジ!仲間とチャレンジ!もっともっとキラめく明日へ!」をテーマに行われ、生徒同士だけでなく生徒と社員(先生を含めた第一学院の運営側のスタッフなど)も仲間として取り組むものです。各校の生徒が作った応援用の応援旗が、決勝への出場を逃した学校の分も飾られ、毎年生徒たちがこの大会に強い思いを持っていることが伝わってきます。不登校・中退生が中心のスポーツイベントとしては日本で最大規模と言っても過言ではないそうです。

優勝した高崎校のキャプテン森下大地さんは「プレー以外の部分で課題もある中、チームワークが少しずつついてきて優勝できたのではないでしょうか。良いチームができてうれしいです」と喜びを語ってくれました。森下さんは高校時代に勉強面での躓きがきっかけで、学校へ行き難くなってしまったそうですが、同校に入ることを決めて入学した初日、先生たちが笑顔でおはようと迎えてくれたことが一番うれしい出来事だったそうです。自分の居場所を見つけた森下さん、今日の優勝がさらに自分の糧となったことと思います。埼玉校キャプテンの小髙紗良さんは7人のチームで唯一の3年生です。「練習後に作戦会議をすることでチームワークが高まったと思います。でもいつも楽しいわけではなく、苦しくて泣いてもがいたこともあります。フットサルを通じてコミュニケーション力がついたと思っています」と話します。小髙さんは第一学院が学習塾・予備校の市進学院と連携していることを知り、医学部に入りたいという強い思いを叶えるために第一学院を選択したそうです。同校の卒業生にはサッカー日本代表の香川真司選手などがおり、夢を叶える道を先生たちが後押ししてくれるそうです。

閉会式で竹下副理事長は、大会を支えてくれた多くの協賛企業や専門学校、審判、保護者への感謝を述べ「例年以上にフェアプレイのさわやかな試合が多かったのが印象的でした。チームを作り上げていく上で様々な葛藤もあったでしょうが、社会で必要な力が身についていくことと思います」と挨拶しました。様々な選択肢がある同校で活躍する生徒さんたちの今後が楽しみです。

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投稿者 kksblog : 2015年09月18日 18:01


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