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オリジナル木工ロボットで作る「ロボット動物園」 総合的な学習の時間向けに開発 (2016年05月04日)

robotzoo_160504.jpg株式会社博報堂は、高知県佐川町と共同で、小学校高学年の「総合的な学習の時間」で行うことを想定した、木工ロボット作成キットを利用する創造性教育プログラム「ロボット動物園」を開発しました。

「ロボット動物園」は、博報堂のソーシャルデザイン専門組織であるhakuhodo i+dが、これまで生活者の課題解決に取り組んできた経験や地域の活性化支援のノウハウの蓄積をもとに、時世代を担う創造的人材育成アクションの一環として行うプログラムです。動物ロボットを作ることを通じて、自らが興味を持った領域に熱中し、とことん頑張る経験をすることで、多面的な創造性を身につけることを目標としています。

ロボット動物園のプログラムは、5つのステップを1ステップ90分(45分×2コマ)で行います。STEP1はプロジェクトの意義を学ぶためのワークショップ。レクチャーやアイスブレイクゲームなどを通じて、ロボットは何か、どんなロボットが作れるかを学びます。

STEP2では色、形、配置といったデザインの基本を学び、世界に1台のオリジナルロボットをデザインします。続いてSTEP3では電子工作、モーターやLEDライト、センサーなどを動かして回路の仕組みを学びます。

STEP4はプログラミングです。ビジュアルプログラミングを使用して、コードの書き方あを学びます。モーター(動き)、スピーカー(音)、LEDライト(光)、3つの要素を組み合わせた動きを作っていきます。そして最後のSTEP5は発表。ロボットの名前や特徴、動きを発表します。

動物ロボットは一人一人がデザイン、電子回路の組み立て、プログラムのコードを書き、色、形、動き、泣き声が異なる、世界に一つだけのものを作り上げます。その過程で、新しい疑問や考える力、問題解決の力、創意工夫の能力、新しい物を生みだす力を身につけていくのです。

第一弾として、高知県佐川町立尾川小学校6年生の「総合的な学習の時間」の一環で「さかわロボット動物園」を実施します。子どもたち一人一人が好きな分野を見つけ、掘り下げたり協力し合ったりして、楽しい動物園を作り上げていくのでしょう。仕上がりも、子どもたちの成長も楽しみですね。

博報堂、小学校高学年向けの創造性教育プログラム「ロボット動物園」を開発〜高知県佐川町内の小学校にて実施開始〜



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投稿者 kksblog : 2016年05月04日 11:24


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