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2020年の教育へ 【第4回 2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会】 (2016年06月17日)

次期学習要領の改訂に向け、アクティブ・ラーニングやICT教育の導入を議論する「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」(第4回)が6月17日、文部科学省で行われ、「基本問題検討WG」、「スマートスクール構想検討WG」、「教育情報化加速化検討WG」の3つのワーキンググループ(WG)の主査が検討状況について公表しました。

本会では、アクティブ・ラーニングやプログラミング教育に必要なICTの整備を考えるにあたって「教員の指導力向上・生徒の主体的な学びには、なにが必要なのかという視点からICT整備を検討するべき」<基本問題検討 WG堀田主査 >

「統合型校務支援システムの導入を通して学校運営に必要な情報を一元管理することで、教員の負担を軽減することができる。複数のメーカーがシステムを進化させていくことが望ましい。進学などで児童生徒の環境が変化しても、情報をシステム間で共有できる”データの互換性”も重要になる」<スマートスクール構想検討 WG藤村主査>

「災害対策の面からも学校のICT整備は急務。各地方自治体が現状に合わせて、柔軟に対応できる指針が必要になる」<教育情報化加速検討 WG 福田主査>等の報告が行われました。

委員からは、全国の教育現場にICT支援員の配備が必須であるとの意見が挙がっています。

教育現場からは、アクティブ・ラーニングやICT整備の運用事例等の具体的な構想を提示することが求められているとして、次回の懇談会ではガイドラインの作成について議論する予定です。



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投稿者 kksblog : 2016年06月17日 21:41


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