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道徳教育の指導方法や評価について専門家会議で検討~文部科学省 (2016年08月15日)

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文部科学省による、道徳教育に係る評価等の在り方に関する専門家会議において、「特別の教科 道徳」の指導方法・評価等についてが報告されました。

道徳科の指導方法としては、単なる話し合いや読み物の登場人物の心情の読み取りに偏ることなく道徳科の質的転換を図るためには、学校や児童生徒の実態に応じて、問題解決的な学習など質の高い多様な指導方法を展開することが必要としています。

道徳科の評価は、児童生徒の側から見れば、自らの成長を実感し、意欲の向上につなげていくものであり、教師の側からみれば、教師が目標や計画、指導方法の改善・充実に取り組むための資料です。道徳科の特質を踏まえれば、評価に当たっては、数値による評価ではなく、記述式とすること、個々の内容項目ごとではなく、大くくりなまとまりを踏まえた評価とすること、他の児童生徒との比較による評価ではなく、児童生徒がいかに成長したかを積極的に受け止めて認め、励ます個人内評価として行うこと、学習活動において児童生徒がより多面的・多角的な見方へと発展しているか、道徳的価値の理解を自分自身との関わりの中で深めているかといった点を重視すること、道徳科の学習活動における児童生徒の具体的な取組状況を一定のまとまりの中で見取ることが求められます。

そこで、指導要録においては、当面、一人一人の児童生徒の学習状況や道徳性に係る成長の様子について、発言や会話、作文・感想文やノートなどを通じて、他者の考え方や議論に触れ、自律的に思考する中で、一面的な見方から多面的・多角的な見方へと発展しているか、多面的・多角的な思考の中で、道徳的価値の理解を自分自身との関わりの中で深めているかといった点に注目して見取り、特に顕著と認められる具体的な状況を記述する、といった改善を図ることが妥当と考えられます。評価に当たっては、児童生徒が一年間書きためた感想文をファイルしたり、1回1回の授業の中で全ての児童生徒について評価を意識して変容を見取るのは難しいため、年間35時間の授業という長い期間で見取ったりするなどの工夫が必要と考えられます。そして道徳科における学習状況や道徳性に係る成長の様子の把握は、「各教科の評定」や「出欠の記録」等とは基本的な性格が異なるものであることから、調査書に記載せず、入学者選抜の合否判定に活用することのないようにする必要があります。

これまでの「道徳の時間」は、小学校は平成30年度から、中学校は31年度から「特別の教科 道徳」となります。児童生徒に育成すべき資質・能力を確実に身に付けられる道徳教育となるように、質の高い多様な指導方法の確立と評価の工夫・改善が行われることが求められます。


「特別の教科 道徳」の指導方法・評価等について | 文部科学省



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投稿者 kksblog : 2016年08月15日 19:39


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