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プログラミング的思考を育てる算数学習サービス STEM101 Think (2016年09月20日)

think_feature_160921.jpg株式会社ソニー・グローバルエデュケーションは、プログラミング的思考を育成する新たな算数学習サービス STEM101 Thinkシリーズを開発しました。2016年9月より国内の学校や学習塾など,法人向けに提供を開始します。

デジタル教材Thinkは、小学生向けの算数をベースに、図形、パズル、推論などの問題をデジタル特有の多彩な形式で出題します。発展的な算数学習として、問題にじっくり向き合い、考え続けることを促します。またいろいろな種類の問題を解いたあとに結果画面が表示され、プログラミング的思考の育成を促します。

STEM101は、ソニー・グローバルエデュケーションが2015年10月にSTEM教育科目を初等教育向けに再編した新たなカリキュラムです。STEM101はThink(算数・数学が中核と成り、数輪センス、論理思考、空間認識を育成する思考力プログラム)、Make(技術・高額が中核と成り、ロボット、プログラミング等でものづくりスキルを習得する創造力プログラム)、Feel(理科・科学が中核と成り、体験や実験による発見を通して路野物と対峙する探求力プログラム)の三つのプログラムで構成されています。

今回提供されるThinkシリーズは、このカリキュラムTinkに準拠した第一弾のサービスです。プログラミング的思考は2020年〜始まるプログラミング教育必修化に関連しても注目されています。同社では問題から解答を導き出すアプローチの仕方(思考フロー)に注目し、独自に「5つの思考回路」と分類しました。

確かな理由をもとに考えを進める「ステップ回路:これだからこうなる」、想定した結果を踏まえながら可能性を探す「リバース回路:こうなるためには…」、形や見方を変えて新たな可能性を生みだす「クリエイト回路:あっ!もしかして…」、考えるk農政を適切に選び出す「ノック回路:…の場合、…の場合、」、情報をしっかり整理して情報の要不要を見つける「スキャン回路「つまりこれは…」、これが「5つの思考回路」であり、Thinkシリーズにも導入され、問題別の正誤などからどの思考回路が使われているかの傾向を把握する事で、思考力育成につながります。

日本語・英語・中国語に対応しており、算数・思考力問題を外国語で学習できる教材としても利用できます。ICT推進の流れから多くのデジタル教材がリリースされていますが、これからの新しい教育を見通したカリキュラムだと言えそうですね。

プログラミング的思考を育成する算数学習サービスSTEM101 Thinkシリーズを国内法人向けに提供開始 | ソニー・グローバルエデュケーション



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投稿者 kksblog : 2016年09月20日 11:29


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