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全ての教科で上位を維持「IEA国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)」 (2016年12月13日)

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国立教育政策研究所が、国際教育到達度評価学会(IEA)が2015年に実施した国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)の調査結果を発表しました。

算数・数学及び理科の到達度に関する国際的な調査で、小学校は50か国・地域(約27万人)、中学校は40か国・地域(約25万人)が参加。調査結果から、小学校、中学校ともに、全ての教科において、引き続き上位を維持しており、前回調査に比べ、平均得点が有意に上昇していることがわかりました。

算数・数学の結果をみると、小学校、中学校ともに、前回調査と比較して、550点未満の児童生徒の割合が減少し、550点以上の児童生徒の割合が増加。2003年調査以降、550点未満の児童生徒の割合が減少し、550点以上の児童生徒の割合が増加している傾向です。他の上位国・地域と比較すると、625点以上の児童生徒の割合が低いようです。

質問調査の結果をみると、小学校、中学校ともに、「算数・数学は楽しい」と思う児童生徒の割合は増加し、中学校においては、国際平均との差が縮まっている傾向が見られますが、「算数・数学は得意だ」と思う児童生徒の割合は横ばい。中学校においては、「日常生活に役立つ」、「将来、自分が望む仕事につくために、良い成績をとる必要がある」と思う生徒の割合が増加し、国際平均との差が縮まっている傾向が見られます。

理科の結果をみると、小学校、中学校ともに、前回調査と比較して、550点未満の児童生徒の割合が減少し、550点以上の児童生徒の割合が増加。2003年調査以降、550点未満の児童生徒の割合が減少し、550点以上の児童生徒の割合が増加している傾向です。日本より上位の国と比較すると、625点以上の児童生徒の割合が低いようです。

質問調査の結果をみると、小学校においては、「理科は楽しい」と回答している児童が約9割で、国際平均を上回っており、中学校においては、「理科は楽しい」と回答している生徒の割合が増加し、国際平均との差が縮まっている傾向が見られます。また、理科が得意だと回答している児童の割合は増加している傾向が見られます。中学校においては、「日常生活に役立つ」、「将来、自分が望む仕事につくために、良い成績をとる必要がある」と思う生徒の割合が増加し、国際平均との差が縮まっている傾向が見られます。

算数・数学、理科が楽しいと思う児童生徒の割合は増加し、上位を維持している良い傾向が続けられるよう、引き続き取り組み方など工夫して成果が出るといいですね。


IEA国際数学・理科教育動向調査(TIMSS) | 国立教育政策研究所



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投稿者 kksblog : 2016年12月13日 22:33


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